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差分

平均故障間隔

66 バイト追加, 2020年10月6日 (火) 08:28
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'''MTBF''' (語源:Mean (語源:Mean Tiem Between Failure)とは、平均的な故障の間隔の指標となる数値のことである。Failure、和名:平均故障間隔)とは、平均的な故障の間隔の指標となる数値のことである。 
==概要==
MTBFは[[パソコン]]でいう[[HDD]]や[[SSD]]の[[RAID]]構成などのように故障しても部品交換で再使用できる修理系システムに用いられる。 修理できないシステムや部品の故障寿命は構成などのように「故障しても部品交換で再使用できる修理系システム」に用いられる。 修理できないシステムや部品の故障寿命は「[[平均故障時間MTTF]] (Mean (語源:Mean Time To Failure、略称Failure、和名:[[MTTF平均故障時間]])が用いられる。)」が用いられる。 
==計算式==
基本となる計算式は以下の通りである。
MTBF = 稼働時間 / 故障回数
 
[[RAID]]などの例では本数(稼働台数)の概念が出てくる。また1時間単位では面倒なので24時間単位にしたほうが扱いやすい。基本となる計算式そのものは同じである。
MTBF = ( 稼働台数 * 稼動日数 * 24時間 ) / 故障交換台数
 
==計算例==
===サーバー用HDD===
故障台数 = 700,800 / 1,400,000
故障台数 = [[0.5006]]
 
===パソコン用HDD===
同じく一般的な[[パソコン]]用の[[HDD]](MTBF30万時間程度)で[[RAID1]]を構成した場合も計算してみよう。
MTBF30万時間 = (HDD2本 * 5年 * 365日 * 24時間) / 故障台数
故障台数 = 0.292
 
===パソコン用SSD===
同じく一般的な[[パソコン]]用の[[SSD]](MTBF150万時間程度)で[[RAID1]]を構成した場合も計算してみよう。地味にパソコン用のSSDでもサーバー用の下手なHDDよりもMTBFは高い。
MTBF150万時間 = (HDD2本 * 5年 * 365日 * 24時間) / 故障台数
故障台数 = 0.0584
 
==乖離==
あくまで指標であり、MTBFは感覚上の故障間隔と乖離する。 非常に少ない母数と短い期間では[[確率収束]]などするわけもない。
 
==関連項目==
 
*[[平均故障間隔]] = [[MTBF]]
*[[平均修理時間 ]] = [[MTTR]]