2018年11月8日 (木) 07:49時点におけるimported>Administratorによる版
ノルム(英語:norm)とは、ベクトルの長さのことである。
算数の式でのノルム表記は「
」という感じで変数を2個の縦棒で囲む。
これにより「変数はベクトルの長さだよ」と意味付けできる。
二次元ベクトルの記述例
例としてピタゴラスの定理でよくみる直角三角形の3つの辺の長さを求める計算式は以下のよう記述される。
![{\displaystyle c^{2}=a^{2}+b^{2}}](https://wikimedia.org/api/rest_v1/media/math/render/svg/5bace667e8cfea3ef573af86a1f3e72984b10755)
これをノルムを使って「cは長さだよ」と明記すると以下のようになる。ただ明記しただけである。平方根やシグマなどの記号と異なり、何かしらの計算が発生するわけではない。
![{\displaystyle \|c\|^{2}=a^{2}+b^{2}}](https://wikimedia.org/api/rest_v1/media/math/render/svg/cd3780c1868efda11426770b27f5407c730f3b9e)
備考
ある3DCGのライブラリにおいてベクトルの正規化(Normalize)を行う関数の名称を「norm」と略しているものがあった。非常に紛らわしいので注意しよう。
関連項目