転置行列とは、m行n列の行列を、n行m列に入れ替えたものをいう。
3行3列の行列の場合
以下のような3行3列の正方行列があるとする。
行と列を入れ替えたものが転置行列となる。
3行2列の正方行列の場合
以下のような3行2列の横長の行列があるとする。
行と列を入れ替えた縦長の行列が転置行列となる。
特徴
正規直交(ノルムが1のベクトル≒法線など)に対してのみ、逆行列と同じように扱うことができ、かつ逆行列を使うより計算量が少ないという特徴がある。このことから3DCGにおけるシェーダーではよく使われている。