ソーシャル・ディスタンス
ソーシャル・ディスタンス(英語:social distance)とは、感染症対策のひとつで「ヒトとヒトの距離を確保しろ」ということである。
ヒトとヒトがマスクをせずに会話する際に発生する飛沫は1〜1.5メートル程度、咳は2〜3メートル程度の射程距離がある。
つまり3メートル以上の距離を保てば「飛沫感染」を大幅に低下させることができる。
新型コロナウイルスの対策としては、現実的な線として「2メートル間隔」としていることが多い。
ちなみにマスクをつけずにクシャミをした場合は9メートル程度の射程がある点に注意しよう。
- ペラペラ1m
- コホコホ3m
- ハクション9m
3の乗数だ。
ただしこれは停止状態に限る。ランニングやジョギングなどの際の水分量の多い荒い呼吸はスリップストリームも相まって後方に浮力を持って拡散するため10m程度の距離をとる必要がある。
特に真後ろは危険であるとされている。並走などは安全性が高いが邪魔くさい。このようなことからランナーとすれ違うのは非常に危険であり、注意を促す必要がある。
ちなみに確実に安全であろう社会的距離とは「2m」ではなく「喫煙者のタバコの臭いが気にならない距離」である。