吸い出し(読み:すいだし)とは、コンピューター用語のひとつで、ROMなどから全データを抽出してファイル化することをいう。
家庭用ゲーム機のエミュレーターが大流行した時期に「ROM吸い出し」として一般人にも知れ渡った。
8ビット機や16ビット機の時代のパソコン(マイコン)のフロッピーディスクをイメージファイルにすることも「吸い出し」と呼ぶことが多い。
最近のパソコンからディスクイメージを抜き取ることは「P2V」と呼ばれる。いわゆる「吸い出し」であるが、この言葉がエミュレーター関連の違法コピーの色が濃くなったためリネームされたものと思われる。