「PocketMine-MPでMinecraftサーバーを建てる」の版間の差分

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[[Windows]]や[[Linux]]の情報は豊富にあるので[[ググれ]]。
 
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== FreeBSD ==
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=== ビルドに必要なパッケージを入れる ===
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[[FreeBSD]]での構築ログ。[[Windows]]や[[Linux]]の情報は豊富にあるので[[ググれ]]。
* bash
 
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* autoconf
 
* libtools
 
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実行に必要な[[PHP]]などはPocketMine-MPのビルドスクリプトがローカルに特殊バージョンを生成するので不要。
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===ビルドに必要なパッケージを入れる===
  
=== PocketMine-MPをダウンロードする ===  
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PocketMine-MPは[[PHP]]で書かれているが[[PHP]]の[[インストール]]は不要である。これは「PocketMine-MPビルドスクリプト」の中で「PMMP特化型のチューニングを行った専用PHP」がローカルに自動生成され、それを使用するためだ。
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===PocketMine-MPをダウンロードする===  
 
(以下のどちらか)
 
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* curl -sL https://get.pmmp.io | bash -s -
 
* wget -q -O - https://get.pmmp.io | bash -s -
 
スクリプト関連のダウンロードが終わった時点でエラーで止まるはず。
 
  
=== compile.shを開きtar.gz展開時のログ出力先を変更する ===  
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*curl -sL https://get.pmmp.io | bash -s -
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*wget -q -O - https://get.pmmp.io | bash -s -
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本来は[[Linux]]であれば上記コマンドでダウンロードからビルドまでの一連の流れが全自動で実行され正常に終了する。一方で[[FreeBSD]]ではスクリプト関連の[[ダウンロード]]が終わった時点でエラーで止まるので、以下の修正を施しながら手作業でビルドコマンドを叩いていくことになる。
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===compile.shを開きtar.gz展開時のログ出力先を変更する===  
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*変更前: tar -zx
 
*変更前: tar -zx
*変更後: tar -zx -f -  
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=== compile.shを開きtar.bz2展開時のログ出力先を変更する ===  
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===compile.shを開きtar.bz2展開時のログ出力先を変更する===  
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* tar -jx -f -
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===compile.shとstart.shのbashパスを変更する===
  
=== compile.shとstart.shのbashパスを変更する ===
 
 
*変更前: /bin/bash
 
*変更前: /bin/bash
 
*変更後: /usr/local/bin/bash
 
*変更後: /usr/local/bin/bash
  
=== gmakeを明示する ===  
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スクリプトを変更せず、/binディレクトリにbashのシンボリックリンクを用意してもいい。
FreeBSDの「makeコマンド」はbsdmakeであり完全なる別物。
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置換時は前後にスペース(「 make 」)を入れること(Makefileなんかも置換されちゃうよ)。
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===gmakeを明示する===  
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FreeBSDの「makeコマンド」はbsdmakeであり、Linuxで一般的なgmakeとは完全なる別物なので注意しよう。
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*変更前: make
 
*変更前: make
 
*変更後: gmake
 
*変更後: gmake
  
=== comple.shを実行する ===  
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置換時は前後にスペース(「 make 」)を入れること(Makefileなんかも置換されちゃうよ)。
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===comple.shを実行する===  
 
./comple.sh
 
./comple.sh
  
=== start.shを実行する ===  
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これが正常に終了すると、専用PHPなどを含め、ビルドは完了となる。
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===start.shを実行する===  
 
./start.sh
 
./start.sh
  
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[[category: マインクラフト]]
 
[[category: マインクラフト]]
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[[category: Minecraft]]

2019年11月13日 (水) 04:37時点における最新版

WindowsLinuxの情報は豊富にあるのでググれ

FreeBSD[編集 | ソースを編集]

FreeBSDでの構築ログ。WindowsLinuxの情報は豊富にあるのでググれ

ビルドに必要なパッケージを入れる[編集 | ソースを編集]

  • bash
  • gmake
  • automake
  • autoconf
  • libtools
  • gcc

PocketMine-MPはPHPで書かれているがPHPインストールは不要である。これは「PocketMine-MPビルドスクリプト」の中で「PMMP特化型のチューニングを行った専用PHP」がローカルに自動生成され、それを使用するためだ。

PocketMine-MPをダウンロードする[編集 | ソースを編集]

(以下のどちらか)

本来はLinuxであれば上記コマンドでダウンロードからビルドまでの一連の流れが全自動で実行され正常に終了する。一方でFreeBSDではスクリプト関連のダウンロードが終わった時点でエラーで止まるので、以下の修正を施しながら手作業でビルドコマンドを叩いていくことになる。

compile.shを開きtar.gz展開時のログ出力先を変更する[編集 | ソースを編集]

  • 変更前: tar -zx
  • 変更後: tar -zx -f -

compile.shを開きtar.bz2展開時のログ出力先を変更する[編集 | ソースを編集]

  • tar -jx
  • tar -jx -f -

compile.shとstart.shのbashパスを変更する[編集 | ソースを編集]

  • 変更前: /bin/bash
  • 変更後: /usr/local/bin/bash

スクリプトを変更せず、/binディレクトリにbashのシンボリックリンクを用意してもいい。

gmakeを明示する[編集 | ソースを編集]

FreeBSDの「makeコマンド」はbsdmakeであり、Linuxで一般的なgmakeとは完全なる別物なので注意しよう。

  • 変更前: make
  • 変更後: gmake

置換時は前後にスペース(「 make 」)を入れること(Makefileなんかも置換されちゃうよ)。

comple.shを実行する[編集 | ソースを編集]

./comple.sh

これが正常に終了すると、専用PHPなどを含め、ビルドは完了となる。

start.shを実行する[編集 | ソースを編集]

./start.sh

おわり