ネットスラング

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ネットスラングとは、インターネット上の掲示板SNSで使われるようになった隠語のことを指します。 なかでも強烈な言葉は「パワーワード」と呼ばれます。

これらの言葉は、元々はネット界隈でのみ通用するものでしたが、近年では一部がメディアに取り上げられ、知名度が上昇しています。

ネットスラングは、言葉の短縮化や簡略化を目的としています。 また、特定の社会や仲間内だけで通用する卑俗な語、卑語、俗語とも言えます。 これらの言葉は、特に若者が使うことが多く、流行語になることもあります。

例えば、「バズる」、「マジ卍」、「フロリダ」、「ワンチャン」、「ディスる」、「イキる」、「」、「映える」、「パリピ」などがよく使われるネットスラングです。これらの言葉はネット上でのコミュニケーションを豊かにし新たな表現方法を提供しています。

ただし、ネットスラングはその成立にインターネット普及以前のメディアが関連していたり、またはインターネット経由で流布された別起源のスラングがインターネットスラングとされていることもあり、明確に定義されるものではないとも言えます。また、近年ではTwitterInstagramTikTokなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスSNS)が若年層を中心とした世代の実生活やテレビなどのマスメディアと密接に関わるようになり、流行語や若者言葉との境界が不分明になっている背景もあります。