マザーボード

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マザーボード英語: motherboard)とは、コンピューターなどの電子機器で使用される最も主要なプリント基板のことである。メインボード、システムボード、ロジックボードとも呼ばれる。

パソコン向けのマザーボードにはスロットやソケットと呼ばれる差し込み口が複数備えられており、そこにCPUメモリなどの主要な部品を搭載する。

大型のサーバーではマザーボードではなくライザーカードCPUメモリを搭載しており、マザーボードにはチップセットだけを搭載しているという製品も存在している。

主なマザーボードの規格[編集 | ソースを編集]

マザーボードの規格(フォームファクタ)は数種類あり、基板の大きさやネジ穴の位置などが共通化されている。

  • ATX - 自作PCで主力のサイズ。サイズは大きいが排熱に難点がある。
  • micro ATX - 一般的な自作PCで主力なサイズ。スリムPCと呼ばれる社畜PCも大部分はこれ。
  • mini ITX - キオスク端末などが採用しているサイズ。
  • BTX - ATXの排熱問題を改善すべく登場した。PCを構成するモーターを搭載した二大部品(HDDファン)のひとつである冷却ファンを高速回転させる必要がなく、結果として壊れにくいため、今でもDELLHPE富士通などのタワー型サーバーなどが採用している。