「Allwinner A523」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「'''Allwinner A523'''とは、2023年ごろに登場したAllwinner製のSoCです。 Allwinner sun55iw3ファミリーのひとつであり同シリーズ最弱…」)
 
 
11行目: 11行目:
 
=== CPU ===
 
=== CPU ===
 
; 前期
 
; 前期
* ARM Cortex-A55 1.8GHz x4
+
* [[ARM Cortex-A55]] 1.8GHz x4
 
* ARM Cortex-A55 1.4GHz x4
 
* ARM Cortex-A55 1.4GHz x4
 
; 後期
 
; 後期
 
* ARM Cortex-A55 2.0GHz x4
 
* ARM Cortex-A55 2.0GHz x4
 
* ARM Cortex-A55 1.4GHz x4
 
* ARM Cortex-A55 1.4GHz x4
 +
; 補助
 +
* [[XuanTie E906]] 200MHz x1 (RISC-V)
  
よくあるARM系のCPUですが、補助コアとしてRISC-V(XuanTie E906)も搭載しています。
+
よくある[[ARM]]系の[[CPU]]ですが、補助コアとして[[RISC-V]](XuanTie E906)も搭載しています。
 +
 
 +
=== GPU ===
 +
* [[ARM Mali-G5]]7 MC1 2EE
 +
 
 +
ウルトラローエンドなので安定の1コアです。
 +
 
 +
=== 動画デコーダー ===
 +
* H.264 = 4K@30fps
 +
* H.265 = 4K@30fps
 +
 
 +
=== 動画エンコーダー ===
 +
* H.264 = 4K@25fsp
 +
 
 +
=== ビデオ出力 ===
 +
* MIPI CSI 4レーン
 +
* 最大解像度 2.5K
 +
* RGB x1, MIPI x2, Dual-LVDS x1, eDP x1
 +
 
 +
HDMIなどという軟弱な概念には対応していません。
  
 
=== インターフェース ===
 
=== インターフェース ===

2024年4月1日 (月) 04:05時点における最新版

Allwinner A523とは、2023年ごろに登場したAllwinner製のSoCです。

Allwinner sun55iw3ファミリーのひとつであり同シリーズ最弱の製品となります。 主に大特価1万円切りのタブレットなどに搭載されています。

なお、同じ型番で前期型と後期型が存在しています。 前期型はCPUが1.8GHz、後期型は2.0GHzとなっています。 またH.264デコーダーが前期型は4K@30fps、後期型は4K@60fpsとなっています。 そもそもが超ローエンドSoC向けなので4K液晶どころかフルHD液晶すら繋がないと思うので割とどうでもいい数字です。そんな高解像度液晶を繋げたらホーム画面などがガクガクになること間違いなしです。

CPU[編集 | ソースを編集]

前期
後期
  • ARM Cortex-A55 2.0GHz x4
  • ARM Cortex-A55 1.4GHz x4
補助

よくあるARM系のCPUですが、補助コアとしてRISC-V(XuanTie E906)も搭載しています。

GPU[編集 | ソースを編集]

ウルトラローエンドなので安定の1コアです。

動画デコーダー[編集 | ソースを編集]

  • H.264 = 4K@30fps
  • H.265 = 4K@30fps

動画エンコーダー[編集 | ソースを編集]

  • H.264 = 4K@25fsp

ビデオ出力[編集 | ソースを編集]

  • MIPI CSI 4レーン
  • 最大解像度 2.5K
  • RGB x1, MIPI x2, Dual-LVDS x1, eDP x1

HDMIなどという軟弱な概念には対応していません。

インターフェース[編集 | ソースを編集]

  • USB 3.0
  • PCIe
  • eDP
  • ギガビット・イーサネット

USB 3.0とPCIeは同じピンを使用しており、どちらを使うか切り替え式なので同時利用はできません。 常識的に考えればUSB 3.0しか利用できないでしょう。