Cシャープ(音楽記号)

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Cシャープ(音楽記号)とは、警視庁によりますと遠隔操作ウイルス事件の真犯人がコンピューターウイルスの製造に使用したとみられているプログラミング言語の名称である。

公式見解

C#の神、いわゆるゴッドであるアンダース・ヘルスバーグによると、開発時のコードネームは「C like Object Oriented Language」を略した「COOL」であったとしている。意訳すると「C言語に似せたTurbo Pascal」という意味であり、具体的にはPascal系言語に恐怖心を抱いているC言語系を主体とするプログラマーを「簡単だよ」と騙してデスマーチに誘い込むための罠という意味である。

ただし、このCOOLという名称は別製品で使用済みであったなどの理由で正式名称にはならず、別の名称にする必要に迫られ以下のような代案が出されたという。

  • EC(いーしー)
  • C2(しーすくうぇあ)
  • C3(しーきゅーぶ)
  • Cs(しーせしうむ) - あやしいお米で有名なセシウムさんである。
  • C♯(しーしゃーぷ) - ※音楽記号

この中でCシャープ(音楽記号)は近くでよーくよーく見ると「C++++」のように見えたため「C♯」にほぼ決定したという。[1][2]

ただし「♯」という音楽記号は、一部の地域で用いられているフォントブラウザなどの技術的な制約があり、また標準的なキーボードには存在せず入力が難しいため、発音については「シャープ」であるが、その表記については「♯(シャープ)」ではなく「#(ナンバー)」を採用したとしている。[3]

その他

「#」接尾辞はC#のみならず、既存のプログラミング言語から派生した多くの.NET系言語においても使用されている。

例えば以下のようなものがある。

  • J#Javaのようなもの)
  • A#Adaのようなもの)
  • F#(おそらくMLファミリに使われた型システムのSystem Fから)

なお、この「#」接尾辞を用いているのはプログラミング言語に限ったものではなく、Gtk#Cocoa#などのライブラリにも使用されている。また「#」を接尾辞ではなく接頭辞に持ってきてしまったSharpDevelopというオープンソースで開発されている統合開発環境などもある。


なお、遠隔操作ウイルス事件に関連して捜査をうけたと報道されている株式会社ゼロでは「尚、現在株式会社ゼロでは「Cシャープ(音楽記号)」というプログラミング言語は使用していません」としている。[4]

関連項目

参考文献