ページ「Appxファイル」と「MonoGameでプログラマブルシェーダーを使う」の間の差分

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== MonoGame標準 ==
'''appxファイル'''([[拡張子]]:appx)とは、[[Windows 8]]以降で使われる従来の[[exeファイル]]に変わって登場した新しい[[Windowsアプリ]]の[[拡張子]]である。
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2016年3月時点での[[MonoGame]] 3.4では[[Windows]]上でのみ[[シェーダー]]([[fxファイル]])の[[コンパイル]]が出来る。
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逆を言えば[[Mac]]や[[Linux]]上で[[Xamarin Studio]]を使って開発している場合には[[シェーダー]]の[[コンパイル]]できない。
  
== 概要 ==
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[[コンパイル]]したものは各環境で動かすことができるようだが、そこまでたどり着けないのである。
[[Android]]の[[apkファイル]]と似たようなものである。
 
いわゆるアプリストアなどで配布するためのパッケージファイルである。
 
  
[[Windows 10]]では従来の[[exeファイル]]が結構動かなくなっており、それらを新しい[[API]]を利用したappxファイルに変換する「[[Windows Bridge for Classic Windows apps]]([[Project Centennial]])」なる機能が後日搭載されることが発表されている。
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== InfinitespaceStudios.Pipeline ==
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[[Mac]][[Linux]]上の[[Xamarin Studio]][[シェーダー]]([[fxファイル]])を使えるようにする素晴らしい[[クラウドサービス]]が登場した。
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その名も「[[InfinitespaceStudios.Pipeline]]<ref>https://pipeline.infinitespace-studios.co.uk</ref><ref>https://github.com/infinitespace-studios/InfinitespaceStudios.Pipeline</ref><ref>https://www.nuget.org/packages/InfinitespaceStudios.Pipeline/</ref>」。
  
== その他==
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なんと[[fxファイル]][[コンパイル]]してくれるオンラインサービスである。
[[PC]]のみならず、[[Xbox]][[スマホ]]、[[IoT]]と非常に幅広いプラットフォームをサポートする。
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[[ネット]]繋がっていれば利用できる。
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こいつは凄い。
  
その平滑化のために一番機能制限の多いプラットフォームに併せたため、非常に開発の難易度が高くアプリが登場しないという事態に陥っている。
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[[サーバー]]実装も[[GitHub]]上に[[オープンソース]]で公開されており<ref>https://github.com/infinitespace-studios/InfinitespaceStudios.Pipeline</ref><ref>https://www.nuget.org/packages/InfinitespaceStudios.Pipeline/</ref>、自前で[[サーバー]]を立てることもできる。こいつは凄い。
たとえば[[C Sharp|C#]]でのアプリ開発を例にすると、[[Windows Forms]]時代から使われてきた旧来の[[.NET Framework]]の[[ライブラリ]]はほぼ使えず、[[PCL]] ([[Portable Class Library]])をベースに刷新された[[UWP]]向けの新しいライブラリを利用することになる。これが鬼門で旧来との互換性は、[[Xamarin]]が7〜8割くらいなのに対して、[[UWP]]はせいぜい2割といったところである。
 
 
 
とくに[[ファイル]]と[[ネットワーク]]の取り扱いが[[Adobe Flash]]並みに難しくなっている。たとえば[[業務システム]]で多様される[[csvファイル]]周りの処理を移植するだけでも[[ファイル]]の扱いが特殊すぎて[[デスマーチ]]に陥り死人が出るレベルである。そのほかにも、通信は[[HTTP]]以外はまともなサポートもなく、[[TCP]]は頑張ればなんとか利用できるが、[[UDP]]など以ての外である。
 
 
 
ぶっちゃけた話、[[.NET Framework]] 1.1〜4.5のフル機能を使用した昔ながらの業務システムなどは[[Xamarin]]を使って[[iOS]]や[[Android]]、[[Mac]]向けに移植した方が流用できる部分が多くて楽なくらいである。
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[apkファイル]]
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* [[シェーダー]]
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* [[HLSL]] ([[fxファイル]])
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
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[[category:MonoGame]]

2016年3月2日 (水) 07:57時点における版

MonoGame標準

2016年3月時点でのMonoGame 3.4ではWindows上でのみシェーダーfxファイル)のコンパイルが出来る。 逆を言えばMacLinux上でXamarin Studioを使って開発している場合にはシェーダーコンパイルできない。

コンパイルしたものは各環境で動かすことができるようだが、そこまでたどり着けないのである。

InfinitespaceStudios.Pipeline

MacLinux上のXamarin Studioシェーダーfxファイル)を使えるようにする素晴らしいクラウドサービスが登場した。 その名も「InfinitespaceStudios.Pipeline[1][2][3]」。

なんとfxファイルコンパイルしてくれるオンラインサービスである。 ネット繋がっていれば利用できる。 こいつは凄い。

サーバー実装もGitHub上にオープンソースで公開されており[4][5]、自前でサーバーを立てることもできる。こいつは凄い。

関連項目

参考文献