「OSI参照モデル」の版間の差分

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一方でOSI参照モデルと同時期に、OSI参照モデルを完全に無視した4階層(Ethernet、IP、TCP、HTTP)の[[DARPAモデル]]が登場して、それが「[[インターネット]]」として普及してしまいました。[[DARPAモデル]]はOSI参照モデルを完全に無視しているので階層を完全一致させることができませんが、なぜか日本の情報教育では「無理やり一致させよう」という試みが行われています。このような教育は日本だけでなく米国でも同じだったようで[[IETF]]は「[[階層化の有害性|OSI参照モデルはクソ]]」と[[RFC]]で明記するに至りました。
 
一方でOSI参照モデルと同時期に、OSI参照モデルを完全に無視した4階層(Ethernet、IP、TCP、HTTP)の[[DARPAモデル]]が登場して、それが「[[インターネット]]」として普及してしまいました。[[DARPAモデル]]はOSI参照モデルを完全に無視しているので階層を完全一致させることができませんが、なぜか日本の情報教育では「無理やり一致させよう」という試みが行われています。このような教育は日本だけでなく米国でも同じだったようで[[IETF]]は「[[階層化の有害性|OSI参照モデルはクソ]]」と[[RFC]]で明記するに至りました。
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[[category:ネットワーク]]

2024年3月14日 (木) 04:48時点における最新版

OSI参照モデルとは、1982年から1985年ごろにかけてISO(国際標準化機構)とITU(国際電気通信連合)が策定したコンピューターネットワークを7階層に分割して定義したものです。

これはインターネット普及以前の時代に乱立していた「独自ネットワークの正しい作り方」を示した指針のようなものです。

一方でOSI参照モデルと同時期に、OSI参照モデルを完全に無視した4階層(Ethernet、IP、TCP、HTTP)のDARPAモデルが登場して、それが「インターネット」として普及してしまいました。DARPAモデルはOSI参照モデルを完全に無視しているので階層を完全一致させることができませんが、なぜか日本の情報教育では「無理やり一致させよう」という試みが行われています。このような教育は日本だけでなく米国でも同じだったようでIETFは「OSI参照モデルはクソ」とRFCで明記するに至りました。