Xamarin.MacでのNSTableViewの使い方

提供: MonoBook
2017年6月20日 (火) 03:50時点における103.22.200.204 (トーク)による版 (→‎前知識)
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NSTableViewは使い方がちょっと難しい。 Macってほんとクソだな思う部分である。

使い方

前知識

NSTableViewには「Cell based」と「View based」という2種類のモードがある。

前者は「NSCell」と呼ばれるクラスから派生したクラスを挿入して使う古くからある方法である。 出来ることは少ない代わりに手軽に扱えるという利点がある。 Mac OS X 10.10からは非推奨になった。

一方、後者はMac OS X 10.7から使えるようになったもので、一般的な「NSView」の派生クラスなら何でも表の中に配置できるという代物である。1マス1NSViewである。当然ならがら出来ることに比例して記述量も多くなり複雑になっている。

準備

まずNSTableViewを使うには以下の3種類のクラスを用意する必要がある。

  • NSObject派生
    行に相当するデータを保持するクラス
  • NSTableViewDataSource派生
    上記の行データの配列(コレクション)を管理するクラス。.NET元来のIListインターフェースに似ている。
  • NSTableViewDelegate派生
    行選択などの外部からイベントを受け付けるクラス

以下のようにプロジェクト内に上記3点セットを一括りにしたフォルダを作っておくと管理しやすい。

  • Productsフォルダ
    • Product.cs
    • ProductTableDataSource.cs
    • ProductTableDelegate.cs


関連項目

参考文献