「Retina Display」の版間の差分
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2015年4月27日 (月) 05:51時点における版
Retina Display(読み:れてぃな・でぃすぷれい)とは、アップル製品のうち、高精細ディスプレイを搭載したモデルに与えられる名称、およびディスプレイそのものを指す名称である。
概要
Retinaディスプレイは、従来のディスプレイと比べ、画面解像度とコントラストが4倍ほどに達し、もっと鮮やかで深い色になるそうだ。
iOS製品
2010年6月に発売されたiPhone 4がアップル製品として初めてRetinaディスプレイ搭載を名乗る製品となった。それ以降に発売された全モデルに搭載されている。解像度は全て326dpiである。
2012年3月に発売された第3世代iPadとそれ以降のモデルに搭載されている。 また、iPad mini シリーズは第2世代iPad miniとそれ以降のモデルに搭載されている。
Mac製品
2012年6月発売のMacBook Proより対応モデルが登場している。 またiMac 5KもRetinaディスプレイを搭載したモデルであり、通常解像度「2560x1440」、Retina解像度「5120x2880」となっている。
Macにおいては単純に画面サイズを変えずに画面解像度だけをあげてしまうと「文字が小さくて読めない」などの問題が発生する。この問題を回避するためRetinaディスプレイでは、通常時はまるで本来の解像度から縦横2倍程度にした低解像度かのように振る舞い、Retina対応アプリのみ高解像度が発動するという仕組みとなっている。たとえばiMac 5kではRetina非対応アプリでは解像度「2560x1440」で認識され、Retina対応アプリでは解像度「5120x2880」と認識される。
ちなみにDisplay MenuやQuickResなどといったアプリを利用すれば常にRetinaの最大解像度にすることもできる。
関連項目
- Thunderbolt Display
- MacBook Pro Retinaディスプレイモデル
- iMac Retina 5Kディスプレイモデル
- Xamarin.Mac/Retina Displayか判別する
- Xamarin.Mac/NSOpenGLViewをRetina Displayに対応させる