SDRAM

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SDRAM(えすでぃーらむ、Synchronous DRAM)とは、システムバスに同期して動作するDRAMのことです。

従来のDRAMはシステムバスとは別に動いている関係で、CPU側からXY座標を渡して、DRAMの気分のいいときにデータが返ってくるという非常に面倒な構造でした。

  1. アドレス線にrowアドレスを設定する
  2. RASにrowアドレスを設定したことを通知する
  3. アドレス線にcolアドレスを設定する
  4. CASにcolアドレスを設定したことを通知する
  5. 一定時間後にDRAMからCPUにデータが飛んでくる

一方、SDRAMではシステムバスと同期しているので「アドレスを設定するだけ」で「即座に」データを取得できます。

NEC製のSDRAMが家庭用ゲーム機セガサターンに採用されて話題になりました。 セガ中の人によると当時のSDRAMの価格が高すぎたのがセガサターンの敗因のひとつだと語っています。