オワコン

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オワコンとは、「終わったコンテンツ」を意味するネットスラングである。一時的にある程度の人気を得て話題になったものの、現在では忘れ去れれかけている存在のことである。

概要[編集]

オワコンは、もともとはアニメファンおよびアニメ業界で使われていた放送終了後に人気の落ちたアニメを指す用語だと言われている。

2011年12月1日、ガジェット通信が主催するネット流行語大賞(本家版)では「オワコン」として第5位に認定され、同月には大修館書店が主催する「『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」の中高生が辞書に載せたい日常語、最優秀作品10語においても「おわコン」として選ばれた。

なお、端から人気にも話題にもならなかった製品などはオワコン以前の問題であり対象外である。いわゆる「始まったな」と言われるが実際には始まりすらしなかった製品なども同様である。

コンピューター業界におけるオワコン[編集]

コンピューターの世界においては「オワコン=消滅」ではない。

とくに業務用のソフトウェアはオワコンと言われる存在であっても、作り直すほどの金銭的な余裕がない、または作り直しにはセカンドシステム症候群をはじめ、技術者不足などの危険が伴うなどの理由から、少なからず現状維持しようという需要が存在する。

一方で職業プログラマーの多くは「オワコン」と言われるとすぐに離れ、新しい物に飛びつく傾向が強いため、それらの保守改良を行う人的な供給量が著しく不足するという事態がよく発生している。

このためオワコンと言われるプログラミング言語を扱える職業プログラマーや、システムを熟知したサーバー管理者などは非常に安定した雇用と収入を得られていることが多い。代表的な例としてはプログラミング言語でいえばCOBOLActionScript3などがよく挙げられ、プラットフォームとしてはメインフレームなどがよく挙げられる。

またソフトウェアに限らずハードウェアにおいても同様の現象は見受けられ、例えばかつて国民機と呼ばれ、今ではNECによる製造販売も終了したPC-9801シリーズだが、FAシステムなどでは今なお日本各地の町工場で使われ続けており需要があるため、第三社による中古販売や修理サービス、PC-98互換機を製造販売するなどのニッチながら一種独特の市場が形成されている。そのような世界においては骨董品級に超低性能なPC-98互換機が最新鋭の廃スペックPC/AT互換機の10倍の価格でも飛ぶように売れているという。

関連項目[編集]

参考文献[編集]