ジャンライン

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ジャンライン(JANLINE)とは、麻雀ゲーム風である。

概要[編集 | ソースを編集]

2008年12月4日。年の瀬が迫る慌ただしさの中、クソゲスレを震撼させる事件が発生した。 以前よりクソゲーとの噂が囁かれてきた「ジャンライン」の修正パッチ配信である。

そもそもパッチとはゲーム進行における不具合バグを修正するためのプログラムであり、 購入者やスレ住民の多くはようやく配布された修正パッチの適用により、 ジャンラインがもたらした混沌は速やかに収束するであろうという無難な見解で推移していた。


しかし、彼らの淡い期待は脆くも崩れ去った。


肝心の修正パッチの内容は、一部のバグが未修正のまま放置され、さらには役満多発のチート配牌の増加、 ゲーム進行速度低下、フリーズポイントの増加等、どう考えても改悪という表現しか考えられないような、 我々が従来持っていたパッチという概念を根底から覆す斬新なものであったのだ。


だが、上記に挙げた改悪点はいわば前座に過ぎない。我々はさらなる混沌を次々と目の当たりにするのである。


本来ならばポンをした後にしか行えない「加カン」というコマンドが、なぜか「チー」をした牌に行えたり、 「1ソウに発が加カンできた」、「ポンしたら2ピンと4萬と8萬がセットになって晒された」、「白をカンしたはずなのに何故か1萬と3萬が一緒に飛んでいった」 などという常識では考えられない奇怪な現象が次々と報告され、とどまる事を知らないジャンラインの快進撃にスレ住民は大いに沸き立った。

極めつけは麻雀というゲームのルールを根底から覆す、麻雀業界震撼の新ルール「先ヅモ」システムの搭載である。 ロンしようと思ったら先にツモられていた。何を言ってるのか分からねーと思うが俺にも分からねー。 というか誰にも分からねー。勿論製作陣も分かってないのだろう。 パッチをあてた数時間後、ユーザーのご自宅に鳥避けが一つ増えていることを想像すると涙を禁じ得ない。 そしてさらに驚く事に公式掲示板、そしてブログが満足したかの様なメッセージを残し閉鎖した…。

こうして異次元麻雀と散々揶揄されてきたジャンラインは、名前が示すように麻雀(ジャン)のこえてはならない一線(ライン)をこえてしまったのである。 HDDなどの大容量ストレージを搭載し、オンライン経由で修正を行えるようになった今世代のゲーム機ではゲームに支障をきたす不具合が生じた場合でも修正可能なため、「それだけで大賞を狙うのは難しい」、「年内に修正されたら当然選外」などの厳しい意見もあった。 が、この「ジャンライン」はパッチを当てても不具合に不具合を重ねるという愚行を晒し、オンライン機能が標準搭載された今世代機に於ける、新しいクソゲーの在り方を示してくれたと言えるだろう。 たとえオンライン修正パッチを配布しようとも、クソゲーは確実に存在するのである。


「これは麻雀ではない、ジャンラインだ」


亜空カン[編集 | ソースを編集]

未曾有の大災厄と寸評されたKOTY2007。しかしKOTY2008をめぐる戦いでは劣るとも勝らないと言える魔物を2匹排出する事となる。

1匹は「ダメジャー2」こと『メジャーWii パーフェクトクローザー』そして、もう一匹が「亜空カン」のキャッチフレーズも名高いこの『ジャンライン』である。

KOTY2008(クソゲーオブザイヤー2008)は惜しくもダメジャー2に譲ることになったが、その壮絶な一騎打ちは、後の語り草となるであろう。

関連項目[編集 | ソースを編集]