フリーミアム

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フリーミアム(英語:freemium)とは、基本無料のことであり、追加機能や一定人数以上での利用は有料となっているビジネスモデルを指す。

概要[編集 | ソースを編集]

フリーミアムという言葉は、無料を意味する「フリー(free)」と、有料を意味する「プレミアム(premium)」という2つの言葉を合体させたものである。 フリーミアムという言葉は基本無料で提供されているクラウドコンピューティングを用いた業務システムを指して使われる言葉であり、ゲームの世界ではまったく同じ意味合いであるが何故か「フリー・トゥ・プレイ(英語:free to play、通称:F2P)」という言葉が使われている。

主な事例[編集 | ソースを編集]

メール[編集 | ソースを編集]

フリーミアムなメールサービスの筆頭といえばGoogleGmailである。Gmailは基本無料であるが「@gmail.com」の部分を独自ドメインに変えて運用できるプランは有料となっている。なお、初期のGmailでは独自ドメインでの運用でも10アカウントまでは無料であった。現在は1アカウントから有料である。2015年8月時点で基本無料で独自ドメイン運用できるメールサービスとしてはZOHO[1]がある。

ファイル共有[編集 | ソースを編集]

フリーミアムなファイル共有サービスの筆頭といえばDropboxである。 容量追加やグループでの共有利用は有料となっている。 Dropboxと同じようなシステムは古くから有料のみのBoxなどがあったが、Dropboxがフリーミアムで成功してからはBoxもフリーミアム化され、さらに現在ではOneDriveやらGoogle ドライブやら似たようなサービスが乱立している。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]