「半精度浮動小数点数」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
19行目: | 19行目: | ||
これは本物の写真のような自然画ならともなく、色の偏ったアニメ調の絵や現実離れしたCGだと最悪256色しか表現できないケースがあったためである。 | これは本物の写真のような自然画ならともなく、色の偏ったアニメ調の絵や現実離れしたCGだと最悪256色しか表現できないケースがあったためである。 | ||
− | これに対して[[NVIDIA]] | + | これに対して[[NVIDIA]]は2002年ごろにRGB各16ビットの浮動小数点数で表すという手法を発表した。 |
この手法はRGB表現で32ビット整数より1.5倍の48ビットの帯域を必要とし、絵は綺麗になるがレンダリングが死ぬほど遅いという問題点を抱えていた。 | この手法はRGB表現で32ビット整数より1.5倍の48ビットの帯域を必要とし、絵は綺麗になるがレンダリングが死ぬほど遅いという問題点を抱えていた。 | ||
− | 一方、[[ATI]](現[[AMD]] | + | 一方、[[ATI]](現[[AMD]])からはRGB各10ビットの浮動小数点で表すという手法が登場した(Radeon X三桁シリーズ)。 |
+ | この手法は計32ビットであるため現状の[[ハードウェア]]への負荷の差はなく有利であったが、10ビット刻みとか常識的に考えて[[プログラマ]]が死ぬほど扱いにくいという問題点を抱えていた。 | ||
− | + | まさに典型的なNVIDIAとAMDの争いのひとつで時代背景的には[[PS3]]と[[Xbox 360]]がモロに直撃していた。最終的には当時ゲーム開発で広く使われていた「[[C言語]]に半精度浮動小数点数などない」という問題もあったが、NVIDIAが勝手に「half型」を拡張搭載した言語を出したりしたことと、[[ハードウェア]]技術が進歩したことでNVIDA方式を力押しする手法が一般化し、そのフォーマットを標準化した[[OpenEXR]]なるものが登場して現在に至っている。現在では[[OpenGL]]や[[Direct3D]]にも採用されている。 | |
− | |||
− | |||
− | [[OpenGL]] | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |