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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | X68000は類い稀なる[[コンピューターグラフィックス]]機能を筆頭とした非常に高度な[[ハードウェア]]を有しており、また非常に高性能な[[X-BASIC]]や[[SX-Window]]などの[[ソフトウェア]]をも有していた。性能および価格的には[[Mac]]にも対抗できうる存在であり、本来であればアメリカの[[Mac]]、ヨーロッパの[[Amiga]]、アジアの[[X68000]]と言われてもおかしくないはずであった。
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− | だが、それらをぶち壊す「[[ゲーム]]ごり押し」の圧倒的な[[マーケティング]]のセンスの問題で、[[Mac]]どころか日本固有の[[事務機]]の一種である[[PC-9801]]にすら敗北し、X68000は最初から最後まで「アホみたいに高額な[[ゲーム機]]」として歴史に名を刻むだけの結果となった。
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| == 機種一覧 == | | == 機種一覧 == |
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| == エミュレーター == | | == エミュレーター == |
− | [[エミュレーター]]は一般的に[[グレーゾーン]]どころか真っ黒なことも多いが、X68000については[[シャープ]]から公式にエミュレーター開発用の[[BIOS]]や[[OS]]が無償公開されている。[[目の付け所がシャープ]]な、いわゆる[[神対応]]である。 | + | [[エミュレーター]]は一般的にグレーゾーンどころか真っ黒なことも多いが、X68000については[[シャープ]]から公式にエミュレーター開発用の[[BIOS]]や[[OS]]が無償公開されている。[[目の付け所がシャープ]]な、いわゆる[[神対応]]である。 |
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− | [[エミュレーター]]の[[開発]]は技術的にも情報量的にも簡単な部類ではないが、その中でも唯一と言っていいほど素晴らしい環境が整っているX68000は中級者以上が[[コンピューター]]の原理や、当時の技術者たちの職人芸を[[プログラミング]]を通じて学ぶ学習教材としては最適な存在であると言える。自前でX68000のエミュレーターを完成させたあかつきには、[[パソコンの大先生]]を卒業し、中級プログラマーになったと断言していいだろう。<ref>さらに上の上級プログラマーを目指す者は[[人間アセンブラ]]に挑戦しよう。</ref> | + | [[エミュレーター]]の開発は技術的にも情報量的にも簡単な部類ではないが、その中でも唯一と言っていいほど素晴らしい環境が整っているX68000は中級者以上が[[コンピューター]]の原理や、当時の技術者たちの職人芸を[[プログラミング]]を通じて学ぶ学習教材としては最適な存在であると言える。自前でX68000のエミュレーターを完成させたあかつきには、[[パソコンの大先生]]を卒業し、中級プログラマーになったと断言していいだろう。<ref>さらに上の上級プログラマーを目指す者は[[人間アセンブラ]]に挑戦しよう。</ref> |
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| == 関連項目 == | | == 関連項目 == |