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NEC V30
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== 追加命令セット == V30には[[Intel 80186]]にはない命令セットが追加されています。 これらをIntel 80186で動かした場合は「無視される」という挙動になります。 一方で後に[[Intel 80386]]で追加された命令セットと一部被っているものがあり、V30向けの[[プログラム]]を[[Intel 80386]]で動かすと暴走するという残念な結果になりました。 === ビット操作 === これらと同じような命令はインテル純正では[[Pentium 3]](1999年)でやっと登場しました。いくらなんでも先走りすぎですね。 * TEST1: 特定のビットをテスト * SET1: 特定のビットをセット(1にする) * CLR1: 特定のビットをクリア(0にする) * NOT1: 特定のビットを反転 === パックドBCD演算命令 === これらの命令はメモリに格納された大きな[[パックドBCD]]形式の数値の演算を可能にします。 * [[ADD4S]]: パックドBCDの加算 * SUB4S: パックドBCDの減算 * CMP4S: パックドBCDの比較 === ニブル操作命令 === 4ビット([[ニブル]])単位でデータを操作する命令です。 * ROL4: 4ビットニブルの左ローテート * ROR4: 4ビットニブルの右ローテート === リピート命令 === CYキャリーフラグが変化するか、またはCWレジスタの数値がゼロになるまでループする命令です。 主に文字列操作(文字列比較など)を高速に行うのに使われるものです。 * REPC: CY=0 または CW=0 * REPNC: CY=1 または CW=0 === Intel 80286由来の命令 === V30はIntel 80286で導入されたいくつかの命令も実装しています: * BOUND: 配列境界チェック * ENTER: プロシージャ入口の作成 * LEAVE: プロシージャ出口の作成 * INS: 入力文字列 * OUTS: 出力文字列 === 8080エミュレーションモード === V30には8080エミュレーションモードがあり、以下の命令でモードの切り替えを行います: * BRKEM: 8080エミュレーションモードに入る * RETEM: 8080エミュレーションモードから戻る 一斉を風靡した[[Intel 8080|8080]](の互換品の[[Z80]])としても使える優れモノです。 [[category: NEC V30]]
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