「通信ブースター」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目: | 1行目: | ||
'''通信ブースター'''とは、[[PCエンジン]]専用の[[モデム]]である。 | '''通信ブースター'''とは、[[PCエンジン]]専用の[[モデム]]である。 | ||
− | * | + | *発売日:未発売、試作品は流通 |
[[PCエンジン]]の拡張バスに接続して使用する1200bps(300bpsも使える)の[[モデム]]である。 付属の「[[通信Tool]]」という[[ソフト]]と併用し、[[NEC]]が運営していたテキストベースの[[パソコン通信]]である「[[PC-VAN]]」に接続できる。 | [[PCエンジン]]の拡張バスに接続して使用する1200bps(300bpsも使える)の[[モデム]]である。 付属の「[[通信Tool]]」という[[ソフト]]と併用し、[[NEC]]が運営していたテキストベースの[[パソコン通信]]である「[[PC-VAN]]」に接続できる。 |
2018年11月28日 (水) 02:16時点における版
- 発売日:未発売、試作品は流通
PCエンジンの拡張バスに接続して使用する1200bps(300bpsも使える)のモデムである。 付属の「通信Tool」というソフトと併用し、NECが運営していたテキストベースのパソコン通信である「PC-VAN」に接続できる。
「通信Tool」には、通信とは一切無関係に「ドット絵を描ける機能」やそのドット絵を使った「BASICによるプログラミング」なども可能であった。ここだけの話、ファミリーベーシックのパクリだな。
当然ならが同時期にキーボードも発売される予定も有った。
PC-VANの「PCエンジンクラブ」でモニター募集が行われ当選者に無償提供された。 その数は数十台と言われている。 モニター提供品は回収はされなかったため一般流通している。 また、量産試作品も一部流出している。 モニター提供品と量産試作品は筐体が微妙に違い、前者はツルツル、後者はツヤ消しとなっている。
ちなみに通信ブースターの利用には別途PCエンジン本体と同じACアダプターが必要となる。 PCエンジン本体の拡張バスから電源も取れるが、それだけでは足りなかったためである。
開発期間が長引き、「1200bpsはいくらなんでも遅い」という理由で発売中止となる。