1,511 バイト追加,
2021年10月28日 (木) 02:19 '''デフラグ'''([[英語]]:defrag)とは、[[ハードディスク]]や[[メモリ]]などにおいて「[[データ]]の断片化(フラグメンテーション)」を解消することをいう。
正式名称は「デフラグメンテーション」である。
== HDD ==
[[ハードディスク]]においてデータの断片化が起こると、1つの[[ファイル]]がを開くのに複数領域を読み込む必要があるため処理が遅くなる。例えるなら複数ページの書類がページ単位で異なる倉庫に格納されている感じである。
== SSD ==
最近の[[SSD]]には「[[Trimコマンド]]」という実質デフラグ相当の機能が[[ファームウェア]]に搭載されている。SSDの構造上、「[[Windows XP]]までのデフラグ」は意味がない。最近の[[OS]]に搭載されているデフラグ対象がSSDだと「Trimコマンドを発射するだけ」というものになっている。
== メモリ ==
[[メモリ]]でフラグメンテーションが発生すると「メモリの確保」が極端に遅くなる。メモリは[[ファイルシステム]]ほど複雑な管理がなされていないのが一般的で、「分散して格納」にめっぽう弱いため、メモリ確保の際には「連続した空き領域を探す処理」が走るためである。
この問題の解決策として最近では「[[コピーGC]]」および「[[世代別GC]]」がよく使われている。
<br />