「CAP定理」の版間の差分
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Administrator (トーク | 投稿記録) (ページの作成:「'''CAP定理'''(読み:きゃっぷていり)とは、 * 一貫性(Consistency) * 可用性(Availability) * 分断耐性(Partition-tolerance) の3…」) |
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'''CAP定理'''(読み:きゃっぷていり)とは、 | '''CAP定理'''(読み:きゃっぷていり)とは、 | ||
− | * 一貫性(Consistency) | + | *一貫性(Consistency) |
− | * 可用性(Availability) | + | *可用性(Availability) |
− | * 分断耐性(Partition-tolerance) | + | *分断耐性(Partition-tolerance) |
の3つうち、同時に満たせるのは2つまで、という定理である。 | の3つうち、同時に満たせるのは2つまで、という定理である。 |
2022年5月23日 (月) 02:33時点における最新版
CAP定理(読み:きゃっぷていり)とは、
- 一貫性(Consistency)
- 可用性(Availability)
- 分断耐性(Partition-tolerance)
の3つうち、同時に満たせるのは2つまで、という定理である。
逆をいえば、どれか1つを捨てなければならない。
概要[編集 | ソースを編集]
一貫性[編集 | ソースを編集]
一貫性とは、最新の書き込みデータを確実に受け取れること。
いわゆる「トランザクション処理」ができるこという。
可用性[編集 | ソースを編集]
可用性とは、特定のサーバーに障害発生しても全滅しないこと。
いわゆる「単一障害点」がないことをいう。
分断耐性[編集 | ソースを編集]
分断耐性とは、ネットワーク分断が発生しても動き続けること。
「大規模なネットワークで単一障害点の排除など現実的には無理だ」という考え方である。
主な製品のCAP定理[編集 | ソースを編集]
データベース[編集 | ソースを編集]
C | A | P | 備考 | |
---|---|---|---|---|
Apache Cassandra | ○ | ○ | ||
Apache CouchDB | ○ | ○ | ||
Apache HBase | ○ | ○ | ||
Hypertable | ○ | ○ | ||
MongoDB | ○ | ○ | ||
RDBMS(MySQLやPostgreSQLなど) | ○ | ○ |