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GeForce GT 730

1,076 バイト追加, 2023年10月18日 (水) 08:58
編集の要約なし
'''GeForce GT 730'''とは、2014年6月18日に[[NVIDIA]]が発表した[[GPU]]である。
== 3種類ある ==
同じ名称のGPUが3種類あり、大きく性能が異なるので注意が必要である。
=== 128ビットDDR3バージョン ===
Fermi世代の[[GeForce GT 430]]の[[リネーム品]]。
恐ろしいことに後発の「[[GeForce GT 710]]」より低性能というポンコツ。
=== 64ビットDDR3バージョン ===
Kepler世代の[[GeForce GT 630 Rev.2]]の[[リネーム品]]。
一見すると「128ビットから64ビットにパワーダウンした廉価版」のように思えるが、最新鋭のGPUコアになった関係で性能は大幅に向上している。
性能はちなみにこの製品の2個あるGPUコアを1個だけ動くようにしたものが「[[GeForce GT 710]]の単純に2倍であり、後述の64ビットGDDR5バージョンより30%くらい劣る。」である。つまり「GT710の2倍の性能」である。
=== 64ビットGDDR5バージョン ===
Kepler世代の[[GeForce GT 640 Rev.2]]のダウンクロック品。
GPUコアのクロック周波数が1046MHzから902MHzに引き下げられている。
=== 比較表 ===
{| class="wikitable"
!64bit DDR3| rowspan="3" |GK208 +| rowspan="3" |902 !| rowspan="5" |384!128ビット| rowspan="5" |32!64ビットDDR3| rowspan="3" |8| rowspan="3" |512 KB| rowspan="3" |64bit|14.4 GB/s| rowspan="3" |1 GB / 2 GB| rowspan="3" |0.69 TFLOPS|25 W| rowspan="3" |PCIe 2.0×8!64ビットGDDR5
|-
!GDDR5|コア名|GF108 (40nm)| colspan="2" |GK208 (28nm)|-|コア周波数|700MHz| colspan="2" |902Hz|-|CUDAユニット|96| colspan="2" |384|-|テクスチャユニット|16| colspan="2" |32|-|ROPユニット|4| colspan="2" |8|-|L2キャッシュ|256KB| colspan="2" |512KB|-|バス幅|128bit| colspan="2" |64bit|-|帯域|28.8GB/s|14.4GB/s|50.1GB/s|-|消費電力|49W|25W|38W
|}
<br />
== 備考 性能について ==128ビット版は論外なので絶対に買ってはいけない。
64ビットDDR3版と64ビットGDDR5版の性能差は「30%前後」ということになっている。 ただし「[[VRAM]]不足に陥り[[メインメモリ]]と頻繁に通信が発生する」という状況下でなければこの性能差はほぼ発生しない。 VRAMをモリモリ積んだ[[ハイエンド]]製品を前提としたベンチマークでは当然ながら2GB程度のVRAMは一瞬で食い尽くすので「30%の性能差」が出るという結果になるが、この手の製品を買う層の用途では「まず性能差は体感できない」と思ってよい。 よって消費電力のもっとも小さい「64ビットDDR3版」がオススメとなる。 ==備考== === 2021/06/09 MSI,ファンレス仕様でLow Profile対応のGT 730搭載カードを発売 ===[[エムエスアイコンピュータージャパン株式会社]]は、2021年6月9日(水)より、NVIDIA Keplerアーキテクチャを採用した [[GPU]] のNVIDIA GeForce GT 730を搭載した[[グラフィックスカード]]として、「N730K2GD3Hとして、「N730K-2GD3H/LPV1」を発売いたします。
本製品は、[[ローエンド]]クラスのGPUである GeForce GT 730 に、DDR3 2GB の[[メモリ]]を採用した[[グラフィックスカード]]です。
税込価格:4565円
* https://www.4gamer.net/games/258/G025882/20210609074/  [[category: GPU]][[category: NVIDIA]]