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2024年2月9日 (金) MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)とは、日本語では「金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ」と訳される[[電界効果トランジスタ]] (FET) の一種で、[[LSI]]の中では最も一般的に使用されている構造です。
MOSFETは、ゲートと基材の間に構成された[[キャパシター]]により、ゲートに[[正電圧]]が[[印加]]された場合、p型のサブストレートと絶縁層の境界面に電子を引き寄せドレイン-ソース間に反転層(n型)を作り上げる事でソース-ドレイン間を高コンダクタンスにします。
MOSFETにはNチャネル型とPチャネル型があります123。Nチャネル(N-Ch)型はS(ソース)に対してプラスの電圧をG(ゲート)に印加するとON(導通状態)になります123。Pチャネル(P-Ch)型はS(ソース)に対してマイナスの電圧をG(ゲート)に印加するとON(導通状態)になります。
MOSFETは、スイッチングや増幅作用がメイン機能で、[[パワーエレクトロニクス]]分野に様々な利点を持ちます。
また、MOSFETはアナログ回路にもデジタル回路にも応用できることが魅力の一つです。そのためデジタル回路の根幹ともいうべき論理回路で採用されており、これを[[CMOS]] (相補型電界効果トランジスタ)と呼びます。
== 関連項目 ==
* [[フローティングゲートMOSFET]]
* [[EPROM]]