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2024年3月12日 (火) 01:11時点における最新版
Bromite(ブロマイト)とは、Android用のウェブブラウザである。ほぼ自由ソフトウェアで、Chromiumベースである。最終リリースは2022年12月にリリースされたバージョン108.0.5359.156。
概要[編集 | ソースを編集]
プライバシーのためにGoogleに接続するサービスを無効化したり、Chromiumより早くDNS over HTTPSをサポート[1]したり、ブラウザを識別させないようにfingerprint対策などをしている。 ほぼ自由ソフトウェアだが、不自由なDRM[2]や不自由な動画コーデックをサポートしている。 本アプリとは別にBromite版のAndroid System WebView[3]があり、root化してインストールすることができる[4]。
特徴[編集 | ソースを編集]
公式サイトより[5]
主な特徴
- EasyList, EasyPrivacy, uBlock origin とその他に由来するフィルターによる、ネイティブ広告ブロックエンジン
- 利用者が調達するURLでカスタマイズ可能なフィルター
- クリック追跡と検索結果からAMPを除去
- DNS-over-HTTPSサポート、いくつかのDoHエンドポイントが使えます
- PAC(プロキシ自動設定)とカスタムプロキシリストを伴う[プロキシ構成 https://github.com/bromite/bromite/wiki/ProxyConfiguration]をサポート
- chrome flagsでカスタムインテントを無効にし、終了時にセッションを消去する
- 常に匿名モード
- プライバシーに好ましくない機能を除去
- → Iridium , → Inox patchset, → Braveと→ ungoogled-chromiumプロジェクトから、プライバシー強化パッチ
- GrapheneOSプロジェクトから、セキュリティ強化パッチ
- canvas、audioと他のfingerprinting対策の軽減
- ブックマークのインポート/エクスポート
- バックグラウンドで動画の再生を許可する
- すべてのコーデックを含んでいる(プロプライエタリ、 OpenH.264など)
- AV1コーデックサポート
- 公式速度最適化とともにビルド
すべての特徴のリストはこちらを参照: → README.
広告ブロックは日本語のサイトでも標準設定でブロックしてくれる。自作フィルターを使う方法はAndroid版FirefoxでuBlock Originを使って自作フィルターを入れるより複雑。[6]
インストール[編集 | ソースを編集]
Google Playでは配信されていない[2]。 F-Droidにレポジトリを追加[7]するか、公式サイトからapkをダウンロードしてからインストールする。F-Droidは自動でアプリの更新を確認し、自動でダウンロードできるので楽。
フォーク[編集 | ソースを編集]
BromiteからフォークされたCromiteは、Bromiteがリリースをやめてからも新規リリースがある。
出典[編集 | ソースを編集]
- ↑ https://www.bromite.org/doh
- ↑ 2.0 2.1 https://github.com/bromite/bromite/blob/master/FAQ.md
- ↑ https://www.bromite.org/system_web_view
- ↑ https://github.com/bromite/bromite/wiki/Installing-SystemWebView#user-content-installation-without-root
- ↑ https://www.bromite.org/#main-features
- ↑ https://www.bromite.org/custom-filters
- ↑ https://www.bromite.org/fdroid