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メモリアライメント

256 バイト追加, 2024年4月18日 (木)
編集の要約なし
'''メモリアライメント'''とは、とは、ある[[コンピューター]]において[[データ]]が[[メモリ]]の特定の位置(通称は特定のバイト境界)に配置されるべきであるという要件を指します。の特定の位置(通称は特定のバイト境界)に配置されるべきであるという要件、たとえば「int型が格納されるメモリのアドレスは4で割り切れること」などといった仕様を指します。
この要件は[[コンピューター]]や[[OS]]、[[ミドルウェア]]、[[ライブラリ]]などにより異なります。昨今ではメモリアライメントを[[プログラマー]]がまったく意識しなくても良い環境も存在します。などにより異なります。
例えば、4バイトの整数は4バイト境界、つまりアドレスが4で割り切れる位置に配置されるべきです。なお、昨今の[[パソコン]]などではメモリアライメントを[[プログラマー]]がまったく意識しなくても勝手にうまいことやってくれるものがほとんどです。一方で[[プログラマブルシェーダー]]では勝手にやってくれないものがほとんどです。 アライメントの数字はシステムにより異なります。昨今の昨今の[[パソコン]]の[[CPU]]では4バイト境界が主流であり、[[ビデオカード]]の[[GPU]]では16バイト境界が主流です。
== メモリパディング ==
なお、メモリアライメントが正しくないと低速化するどころか正常に動かないシステムも存在します。正しく動かないシステムとしては[[Direct3D]]や[[Vulkan]]などのグラフィックAPIが有名です。これらは[[頂点バッファ]]などのメモリアライメントが正しくないと正常に動きません。なお、[[Apple]]の[[Metal]]はメモリアライメントが無茶苦茶でも動きます。
 
== 関連項目 ==
* [[主なグラフィックスAPIのメモリアライメント]]
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