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STPケーブル

2,335 バイト追加, 2014年4月28日 (月) 04:27
ページの作成:「'''STPケーブル'''(英語:Shielded Twisted Pair cable)とは、LANケーブルシールドされており、LAN端子シールドで...」
'''STPケーブル'''([[英語]]:Shielded Twisted Pair cable)とは、[[LANケーブル]]が[[シールド]]されており、[[LAN端子]]が[[シールド]]で受けた[[ノイズ]]を逃がすための金属([[アース]])になっている[[ツイストペアケーブル]]のことである。

==概要==
STPケーブルは、大雑把に言えば[[アース]]が付いた[[LANケーブル]]であり、[[電磁波]]などの[[ノイズ]]が非常に多い工場や野外、少しでも高い通信速度が必要とされる場面で使用されるものである。

STPケーブルが必須要件なのは[[カテゴリ6A]]および[[カテゴリ7]]のみであるが、古くから[[カテゴリ5e]]などでも[[独自規格]]で[[シールド]]を施した製品が出回っていた。
独自規格といってもLAN端子が金属製でアースになっているというのは昔から変わっておらず、ほぼ互換性がある。

[[カテゴリ6A]]ではケーブルの外皮にシールドを施すようになっていたが、[[カテゴリ7]]では中のケーブル1本1本にもシールドを施すという2重のシールドとなっている。

==注意点==
STPケーブルでは[[シールド]]で受けた[[ノイズ]]を逃す[[アース]]が必須であるため、[[ハブ]]などもSTPケーブルに対応したものを使う必要があり、また[[コンセント]]などから[[アース]]を[[接地]]しておく必要がある。きちんと[[アース]]を[[接地]]しないと、[[ノイズ]]の逃げ場がなく、それが通信エラーの原因となり、再送が頻発し、逆に通信速度がでないという状況になるので注意が必要である。

今や家庭用の[[スイッチングハブ]]でもSTP対応しているものが多いが、[[ブロードバンドルーター]]や旅行用の小型[[ハブ]]は未対応のものも多いので注意する必要がある。
大雑把な判別方法としては、[[ハブ]]の[[LAN端子]]が金属製で、[[コンセント]]が三本足または2本足で[[アース線]]が出ているかを確認するとよい。

==関連項目==
*[[ツイストペアケーブル]]
**[[UTPケーブル]]
**[[STPケーブル]]
*[[カテゴリ7]]
*[[カテゴリ6A]]

==参考文献==
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