「拡張検索生成」の版間の差分

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'''拡張検索生成'''(Retrieval Augmented Generation、RAG)とは、「検索」「選択」「生成(要約)」を行うことをいいます。
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'''拡張検索生成'''(Retrieval Augmented Generation、RAG)とは、[[人工知能]]が「検索」「選択」「生成(要約)」を行うことをいいます。
  
おもに[[生成AI]]が質問に対する回答に自信が持てないときに、[[Bing]]などの[[検索エンジン]]で検索して、検索結果から質問の文脈に適したものを何個か選択して、それらを要約して回答するというものです。
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[[生成AI]]が質問に対する回答に自信が持てないときに、[[Bing]]などの[[検索エンジン]]で検索して、検索結果から質問の文脈に適したものを何個か選択して、それらを要約して回答するというものです。
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これにより生成AIが学習していない最新の情報についても回答できるというものです。
  
 
[[Copilot]]のRAGは[[ソース]]となった[[ウェブサイト]]の[[URL]]を記載してくれるので詳細を見ることができて便利です。
 
[[Copilot]]のRAGは[[ソース]]となった[[ウェブサイト]]の[[URL]]を記載してくれるので詳細を見ることができて便利です。
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人工知能が[[学習モデル]](ローカルファイル)ではなく検索エンジンを利用するようになったことで、この手の人工知能を提供する[[サーバー]]は「ネットワーク性能」が重要になっているとのことです。
  
 
[[category: 人工知能]]
 
[[category: 人工知能]]

2024年6月5日 (水) 06:29時点における最新版

拡張検索生成(Retrieval Augmented Generation、RAG)とは、人工知能が「検索」「選択」「生成(要約)」を行うことをいいます。

生成AIが質問に対する回答に自信が持てないときに、Bingなどの検索エンジンで検索して、検索結果から質問の文脈に適したものを何個か選択して、それらを要約して回答するというものです。 これにより生成AIが学習していない最新の情報についても回答できるというものです。

CopilotのRAGはソースとなったウェブサイトURLを記載してくれるので詳細を見ることができて便利です。

人工知能が学習モデル(ローカルファイル)ではなく検索エンジンを利用するようになったことで、この手の人工知能を提供するサーバーは「ネットワーク性能」が重要になっているとのことです。