「DisplayHDR」の版間の差分
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2023年11月1日 (水) 08:54時点における最新版
DisplayHDRとは、VESAが2017年12月11日(米国時間)に策定した「ディスプレイの画質・品質」を保証する認証規格である。
概要[編集 | ソースを編集]
「液晶のスペックシートは解像度以外意味わからん」という一般人向けに 「DisplayHDRと書かれていれば安心だ」と保証するというものである。
HDR10やDolby Visionなどの信号の送受信の規格とは違い、 こちらはあくまでも最終的な表示の品質の規格である。
グレード[編集 | ソースを編集]
DisplayHDRは以下の3つのグレードがある。 末尾の数字が大きいほど高画質・高品質なことを意味する。
- 松:DisplayHDR 1000
- 竹:DisplayHDR 600
- 梅:DisplayHDR 400
条件[編集 | ソースを編集]
DisplayHDRは以下の条件を満たすことで取得できる。
- 末尾の数値が最大ピーク輝度(cd/m2数)を表す。
- 漆黒を表示した際の輝度は全グレードで0.1cd/m2以下であること。
- 色域は
「輝度」が第一条件に来ているので有機ELは非常に不利となる。
総評[編集 | ソースを編集]
ど真ん中の「DisplayHDR 600」が基準と言ってもいいだろう。 これはほぼiMac 5Kの液晶と同等品質である。
「DisplayHDR1000」はいわゆる映画撮影などに使われるマスターモニター級なので一般人には縁のない製品と思って間違いない。