オートノミー詐欺事件
オートノミー詐欺事件とは、2011年にアメリカのヒューレット・パッカード(HP)社がイギリスのオートノミー社を買収する際に参考にした財務状況が不正操作(不適切会計・粉飾決算)されたものであったという事件です。
この事件の影響でHPは約88億ドル(約1兆円)の評価損を計上しました。
この事件はシリコンバレー史上最大規模の詐欺事件の一つとされ、当時のオートノミー社の経営陣が詐欺罪で起訴され、10年以上にわたりアメリカでの法廷闘争の末が繰り広げられました。
判決
2018年に最高財務責任者であったサスホバン・フセイン被告に懲役5年の刑が言い渡されました。
一方、2024年6月にマイク・リンチ氏ら、他のオートノミー経営陣は証拠不十分で無罪判決となりました。
被告人らの不審死
2024年8月17日、被告だったスティーヴン・チェンバレン氏がランニング中に車にはねられ死亡した。
8月20日には同じく被告だったマイク・リンチ氏が主催した同事件の無罪放免パーティーの会場であった大型クルーザーがシチリア島沖合で沈没する事件が発生した。この沈没事故により無罪を証言したモルガン・スタンレー・インターナショナルのジョナサン・ブルーマー会長や弁護にあたった国際法律事務所クリフォード・チャンスのクリス・モーヴィロ弁護士など6名が行方不明となっています。