OpenGL ES 2.0
2023年3月24日 (金) 01:31時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''OpenGL ES 2.0'''とは、OpenGL ESのバージョンのひとつで、モバイルデバイスや組み込み機器などの低スペックな環境向けのOpen…」)
OpenGL ES 2.0とは、OpenGL ESのバージョンのひとつで、モバイルデバイスや組み込み機器などの低スペックな環境向けのOpenGLのサブセットです。
OpenGL ES 1.1の後続として登場し、より高度なグラフィックス機能を提供し、より洗練された3Dアプリケーションの開発が可能になりました。
主な変更点
機能的にはDirectX 9と同等の世代となっています。
最大の変更点はプログラマブルシェーダーに対応したことです。一方でOpenGL ES 1.1までの固定機能シェーダーは削除されました。シェーディング言語には「GLSL ES 1.0」を採用し、バーテックスシェーダーとフラグメントシェーダーのみが使えます。
その一方で低スペック向けといいつつ低スペック向けでは必須であろうGPUインスタンシングなどの機能はバッサリ削除されている謎仕様となっています。
主な対応プラットフォーム
- iPhone 3GS以降
- Android 2.2以降