Asp-state
2012年2月28日 (火) 07:00時点におけるimported>Administratorによる版 (→外部リンク)
asp-stateとは、xsp(mod_mono含む)とは独立してセッション情報を保持したい場合に使うASP.NET Session State Serverである。
2012年2月現在の最新バージョンは asp-state4 である。
xsp(mod_mono)を単一サーバーで動かす場合にはxsp自身にもセッション保持機能を搭載しているのでasp-stateは使わなくても問題ないが、ロードバランサーなどを噛まして複数台のWebサーバーで運用する場合にはセッションの一極集中管理が必要になるので必須である。
また、単一サーバーでの運用時においてもWebサーバーの再起動でセッション情報が消えてしまうと困る場合には別途立ち上げておくとよい。
asp-stateの設定
設定ファイルの中身はXMLである。なお設定と言っても待ち受けするポート番号くらいしか項目はない。
FreeBSD
/usr/local/lib/xsp/4.0/asp-state4.exe.config
CentOS
/opt/novell/mono/lib/xsp/4.0/asp-state4.exe.config
Webアプリ側の設定
web.configファイルに以下のような感じでセッションサーバーの情報を書いておく。
<sessionState mode="StateServer"
stateConnectionString="tcpip=server:port"
stateNetworkTimeout="number of seconds"/>
起動
FreeBSD
$ /usr/local/bin/asp-state4
CentOS
$ /opt/novell/mono/bin/asp-state4