マイキープラットフォーム
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概要編集
共通ポイントカードについては数多くの民間企業によりTポイントやPONTA、Rポイント、dポイントなどが乱立している状況である。 これらはビジネスであるため当然のように費用が継続的にかかるため寂れた商店街での導入は難しい。 そこでマイナンバーカードを利用した類似システムを国主導で構築し地域経済を活性化しようという構想がマイキーである。
マイキープラットフォームとは、マイナンバーカードに搭載された公的個人認証サービス(JPKI)と、ICチップの空き領域のうち民間利用が可能な部分を指す。 マイナンバー(個人番号)は扱わない。 自治体の図書館や生涯学習サービスで使うカードの共通化や、商店街のポイントサービスなどの先行事例をもとに地域経済の活性化策にすることを想定している。
マイキー構想の基本となる4つの前提
- マイナンバーとは無関係であること
- マイナンバーカードやマイキープラットフォームに搭載する「マイキーID」は希望者だけが利用すること
- マイキープラットフォームはマイキーIDの対応テーブルを持つだけで、図書の貸出履歴や物品の購入履歴などの情報は保有しないこと
- 利用者はカードを行政窓口の職員や店頭の店員に手渡さず、備え付けのカードリーダーライターやタブレット端末を使う
以上のようにマイナンバーカードである必要性はまったくない。
カードリーダーライターやタブレット端末、さらにはサーバーなどのシステム導入にいくら掛かるかは現時点では不明である。 零細商店街がある地域の経済が活性化するかは知らんが、これらの商材を製造販売する企業が立地する地域の経済が活性化するのだけは間違いない。
新しい天下り先作りたいという熱い思いだけは伝わってくる。 こんなものを作るくらいならパチンコ屋向けのマイナンバーカード一体型かつプリペイド型のパッキーカードでも作った方がマシであろう。