PinePhone Pro
概要編集
第2世代のPinePhoneである。
価格は399ドル。
PINE64によるとRockchip社と「SoCから共同開発」し、超省電力モード「サスペンド」に対応したのが最大の特徴だとしている。
また、初代PinePhoneと同様にハードウェアプライバシーディップスイッチを搭載しており、カメラ、マイク、WiFi、Bluetooth、ヘッドフォンジャック、LTEモデム、GPSを物理的に遮断できる。
バックカバーは取り外し可能であり、また初代PinePhoneと互換性がある。このため背面の拡張端子に接続する機器は流用できる。
液晶保護ガラスにはCorning Gorilla Glass 4を採用している。またベゼルが若干盛り上がっており、それにより保護される構造となっている。
筐体は初代PinePhoneより2mmほど暑くなっている。これは放熱のためだとしている。
性能編集
性能は「SuperTuxKartなどのLinuxのネイティブゲームやPSPやDreamcastのエミュレーターもサクサク動くレベル」だとされている。
この手の製品において「ゲームが快適に動く」というのはゲームを一切やらない人にとっても実は重要なことであり、ゲームが快適に動けば他のアプリもだいたい快適に動くということを意味する。
パソコンモード編集
主なスペック編集
System on Chip (SoC)編集
- Rockchip RK3399S 64bit SoC
- CPU: 2x A72 + 4x A53 @ 1.5GHz
- GPU: ARM Mali T860 4x core GPU @ 500MHz
Rockchip RK3399SはPinePhone Pro専用の特注品らしいぞ。
メモリ編集
- 4GB LPDDR4 @ 800MHz
ストレージ編集
- 128GB eMMC flash storage
- microSDカード (SDXC 最大2TB)
ディスプレイ編集
- 6インチ、 1440 x 720 in-cell IPS with Gorilla Glass 4™
カメラ編集
- 13MP Sony IMX258 main camera with Gorilla Glass 4™ protective layer
- 5MP OmniVision OV5640 front-facing camera
モデムとGPS編集
- Quectel EG25-G – global GSM and CDMA bands
- GPS, GPS-A, GLONASS
WiFi & Bluetooth編集
- AMPAK AP6255 WiFi 11ac + Bluetooth V4.1
端子類編集
- Micro SD slot
- Pogo-pins (OG PinePhone compatible)
- USB TYPE-C (USB 3.0、充電、通信、DisplayPort alt-mode)
センサー類編集
- Accelerator
- Gyroscope
- Proximity
- Compass
- Ambient light
プライバシー・ハードウェア・スイッチ編集
- Cameras
- Microphone
- WiFi and Bluetooth
- LTE modem (including GPS)
- Headphones (to enable UART output)
ボタン類編集
- Volume up / down rocker
- Power ON/ OFF
オーディオ関連編集
- Headset speaker
- Loud Speaker
- オーディオジャック
その他編集
- フラッシュライト / トーチライト
- ヴァイブレーションモーター
- ステータス LED
- UART (オーディオジャックと兼用)
バッテリー編集
- Samsung J7 互換 3000mAh
充電編集
- 5V@3A (15W) Quick Charge – USB Power Delivery 準拠
寸法編集
- 160.8 x 76.6 x 11.1mm
重さ編集
- Approx. 215g
価格編集
- $399 (税別、送料別)