Ubuntuの画面共有を使えるようにする
Ubuntu 19.04の「設定」「共有」にある「画面共有」をオフからアクティブに設定してもvncで接続できない。
ググると大多数は諦めてvnc4serverなどをぶち込んでコマンドラインからvncサーバーを起動していたりする。
しかしながら、第三者が引き継いでも何の前知識もなくマウスでグリグリ操作していれば何となく使えるようになるよう、どうしてもGUIだけで「画面共有」を使えるようにしたい。
さらにググると原因は標準インストールではvncサーバーのパッケージ「vino」が入っていないためらしい。vinoのパッケージが入っていなくても画面にはエラーも何も出ない。
これもう半分欠陥品だろ。
目次
vinoをいれる
「画面共有」に必要な足りないパッケージを追加する。
sudo apt-get install vino
たったこれを入れるだけでvnc接続できるようになる。 最初から入れとけよ。 アホか。
備考
Ubuntu 20.04では最初から入っていた。
vinoのセキュリティレベルを下げる
最近のvinoは初期状態で暗号化を有効になっている。 これが原因で繋がらない場合がある。
gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
画面共有をオンにする
画面共有をオンにする。 すでにオンになっている場合は一旦オフにしてオンにする。 ようするにvino-serverを再起動だ。
macから接続してみる
アクセスオプションについて
ubuntu側の画面共有の設定画面に「アクセスオプション」という項目があるが、 これの設定で接続時の挙動が変わる。
新規接続の場合アクセス要求を必要とする
ubuntuのデスクトップに「接続を許可しますか」の通知がでる。「許可」を押すと接続される。ubuntuを普通のデスクトップPCとして使用していて誰かにvncで入ってきてもらう場合はこちらが良い。
パスワードを要求する
パスワードを入力すれば接続される。 vnc接続専用のセカンドマシン的な使い方の場合はこちら。