Adreno 200

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2021年7月26日 (月) 08:52時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
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Qualcomm Adreno 200シリーズとは、AMDが開発したモバイル製品向けのGPUである。

当初は「AMD Z430」という製品名であったが、クアルコムAMDからモバイル事業部ごと買い取り「Adreno 200」に改名した。

Adreno 200には前期品と後期品が存在し、製造プロセスやクロック周波数が大きく異なり、その性能差はほぼ2倍にもなった。

  • 前期品 = 65nmプロセスで製造、133MHz駆動
  • 後期品 = 45nmプロセスで製造、245MHz駆動

紛らわしいことにスマホなどのカタログスペックには「同じ型番」が書かれることとなり、A社のスマホとB社のスマホでまったく性能が異なるのに同じ性能を期待する人が続出した。この問題を重くみた一部のメーカーは後期品を明確にするため「Adreno 200 enhanced」と記載することもあった。

このAdrenoシリーズはOpenGL ESデバイスドライバに致命的な不具合を乱発しAndroidアプリの開発者を悩ませ続けている。しかも「新しいものでは改善されている」ということはなく、新しいバグを仕込んでくれる。