Midori Linux
2022年8月3日 (水) 03:05時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
Midori Linuxとは、オープンソースのLinuxディストリビューションの一つである。Transmeta社が2001年3月に発表したものである。
概要
Midori LinuxはTransmeta社が発表したLinuxディストリビューションの一つで、現在はオープンソースとなっている。 MidoriLinuxが登場した次期のトランスメタ社にはLinuxの創始者であるリーナス・トーバルズが勤務しており、この軽量なディストリビューションがLinuxのコアになるのではないかと期待されていた。
Transmeta社がもともと開発していたMobile Linuxが基になっており、いわゆる「ネットブック」という言葉が登場する以前の類似形状の小形なノートPCへの搭載が想定されていた。 Midoriという名は日本語の緑から採用した。エコなイメージをねらっているとのこと。
Midori Linuxが登場した時代のLinuxではまだ標準で有効化されていないことが多かった機能が有効化されているのが特徴であった。 たとえば、省電力機能のACPIへの対応、フラッシュメモリをHDDのかわりに外部記憶装置として扱える機能をデフォルトとして持つ。
採用機種
- CASIO CASSIOPEIA FIVA MPC-216XL
- FIC Aqua Pad
- Gateway Connected Touch Pad
- HITACHI FLORA-ie 55mi
- TOSHIBA FEMINITY BHT-1002A
外部リンク
- ビジネス向けPC FLORA:製品 FLORA-ie 55mi NR3製品情報
- Midori:Home Page TransmetaのMidori Linuxのサイト(archive.org)
- Midori Linux Project sourceforge.net - ソースコードの取得にはCVSが必要
- Transmeta、Midori Linuxをオープン・ソースに