iPhone 8

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iPhone 8とは、2017年9月にAppleが発売したiPhoneです。

前モデル「iPhone 7」の後継機種で、同時に上位モデルとして全面ディスプレイを搭載した「iPhone X」も発表されたため、従来型デザインを継承する最後の世代のひとつと位置づけられます。外観はほぼ同じながらも背面をアルミからガラス素材へ変更し、iPhoneとして初めてワイヤレス充電規格「Qi」に対応したことが大きな特徴です。

SoCには新世代のA11 Bionicチップを搭載し、高性能かつ機械学習にも対応。内部性能は飛躍的に進化しました。iPhone 7から引き継いだ防水・耐塵性能や光学式手ぶれ補正に加え、True Toneディスプレイの採用によって表示品質も向上しました。

主なスペック[編集 | ソースを編集]

OS[編集 | ソースを編集]

iPhone 8はiOS 16まで対応し、発売から約7年半のサポートを受けました。これは歴代iPhoneの中でも非常に長寿命の部類に入ります。

なお、2025年時点でもiOS 16のセキュリティアップデートは継続されています。 iOS 26配信と同時にiOS 16の最新アップデートも配信されました。

SoC[編集 | ソースを編集]

  • Apple A11 Bionic
  • 6コアCPU(高性能2コア+高効率4コア)
  • M11モーションコプロセッサ統合
  • 初のニュートラルエンジン搭載

機械学習処理が可能になり、写真処理やAR機能が向上しました。

メモリ[編集 | ソースを編集]

後継のiPhone Xとの差別化としてRAM容量は抑えられました。

ストレージ[編集 | ソースを編集]

  • 内蔵: 64GB / 128GB / 256GB
  • 外部ストレージ: 非対応

最低容量が64GBとなり、実用性が一気に改善しました。

ディスプレイ[編集 | ソースを編集]

環境光に応じた色温度調整ができるTrue Toneが加わり、視認性と自然な表示が向上しました。

リアカメラ[編集 | ソースを編集]

  • 1200万画素(12MP)、裏面照射型センサー
  • F値: f/1.8
  • 光学式手ぶれ補正
  • クアッドLED True Toneフラッシュ
  • 4Kビデオ撮影: 最大60fps
  • 1080pスローモーション: 最大240fps

動画撮影性能が大幅に向上し、4K/60fpsや1080p/240fpsスローモーションに対応しました。

フロントカメラ[編集 | ソースを編集]

  • 700万画素(7MP)
  • 1080pビデオ撮影対応
  • Retina Flash対応

引き続き高画質な自撮りと通話映像が可能です。

バッテリー[編集 | ソースを編集]

  • 容量: 約1821mAh(公称値)
  • 連続通話: 最大14時間(3G)
  • ワイヤレス充電(Qi規格)対応
  • 高速充電(30分で最大50%)

バッテリー持ち自体はiPhone 7と大差ないものの、ワイヤレス充電の搭載は大きな変化でした。

寸法と重さ[編集 | ソースを編集]

  • 67.3mm x 138.4mm x 7.3mm
  • 148g

ガラス背面化により若干重くなりました。

認証[編集 | ソースを編集]

iPhone XがFace IDを採用したのに対し、8は従来のTouch IDを継承しました。

通信方式とバンド[編集 | ソースを編集]

  • GSM/EDGE
  • UMTS/HSPA+/DC-HSDPA
  • LTE-Advanced(最大600Mbps)
  • Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
  • NFC(Apple Pay対応)

評価と影響[編集 | ソースを編集]

iPhone 8は革命的デザインを持つiPhone Xの陰に隠れる存在となりましたが、ホームボタンとTouch IDを維持した最後期のモデルとして根強い人気があります。Qi規格のワイヤレス充電やA11 Bionicの強力な処理性能は長期利用に適しており、結果的に非常に完成度の高い伝統的デザインの最終形iPhoneと評価されています。

保守的だが安定した選択肢として、発売当時から長らく定番モデルのひとつとなりました。

関連項目[編集 | ソースを編集]

兄弟機種