Wan 2.2

提供:MonoBook
2025年10月3日 (金) 11:24時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版

Wan2.2とは、中国のアリババが開発しオープンソースのもとで公開した動画生成AIモデルです。

Wan2.1との主な違い

Wan2.1の後継品です。バージョンは0.1しか上がっていませんが完全に別物らしいです。

  • アーキテクチャと性能向上:Wan2.2はMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用し、高ノイズ・低ノイズの段階で異なる専門家(エキスパート)を切り替えることで、より効率的な学習と生成を実現しています。これにより、パラメータは約270億と大規模ながらも、推論時には約14B程度の計算資源で動作可能です。
  • 学習データの拡大:学習に用いる画像や動画を65.6%・83.2%増やし、映画的美学や動きの精度を大幅に改善し、より自然で高品質な動画生成が可能になっています。
  • 生成解像度と速度:720p@24fpsの高解像度動画生成をサポートし、コンシューマーGPU(例:NVIDIA RTX 4090)でも高速に動作します。
  • 映画的美学と制御性:ライティングや構図の細部表現、色調調整などのコントロールも強化されています。

主なモデル

モデル名 パラメータ数 推奨VRAM容量 生成可能な動画解像度 用途・特徴
TI2V-5B 約5億 10GB以上 低〜中解像度(例:512×384)
T2V-A14B

(テキスト→動画)

約140億 24GB以上 高解像度(720p程度) 複雑なテキストからの高品質動画生成に強み
I2V-A14B

(画像→動画)

約140億 24GB以上 高解像度(720p~1080p) 高精細な画像から動画への変換に適している
フルモデル(MoE含む) 約270億 80GB前後 最高解像度・高フレームレート対応 大規模かつ高品質動画生成。研究用や商用大規模用途に最適

I2V-A14BとT2V-A14BであればGeForce RTX 4090があれば動かせます。ただし24GBの場合は720p程度が限界です。

フルモデルはA100やH100が必須です。Ryzen AI Max+ 395で動くかはまだ試していませんが、前作のWan2.1は動いたのでたぶん動くと思います。