リネーム商法
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リネーム商法(英語:rename technology)とは、とくに目新しくない製品や技術の名称を変えることで、まるで新しいものにみせるマーケティング手法のことである。
概要
リネーム商法は、わずかな改良を施した商品、もしくはパッケージを変えただけの製品を、製品名を刷新したりメジャーバージョンを上げることで誇張し、まったくの新製品であるかのように宣伝するマーケティング手法のひとつである。
リネーム商法、リネームテクノロジーは一部においてリブランディング(rebranding)と呼ばれることもあるが、リネームテクノロジーはあくまで商品ベースであるのに対し、リブランディングでは企業ロゴマーク(コーポレートロゴ)の刷新なども含む広い意味となるので完全に同じものではない。しかし、多くの場合においてほぼ同じ意味なので前後の文面から読み取る必要がある。
主なリネーム商法
- C# - C++Builderのリネームテクノロジー。
- C++Builder - Delphiのリネームテクノロジー。
- Delphi - Turbo Pascal(Turbo Pascal 5.5)のリネームテクノロジー。
- C++Builder - Delphiのリネームテクノロジー。
- .NET Frameworkの基本クラスライブラリ - Visual Component Libraryのリネームテクノロジー。主な変更点はクラス名の頭文字Tが削除されている点。
- .NET Framework 3.0 - Windows Vista発売に伴い.NET Framework 2.0にリネームテクノロジーを適用したもの。
- クラウドコンピューティング = タイムシェアリングシステムのリネーム商法
- シンクライアント
- SoC (System on a Chip) = ワンチップマイコンのリネーム商法
- IoT = M2Mのリネーム商法