設計見積
設計見積とは、土建業において設計者がおこなう工事費の算定のことである。
目次
概要
土建業では公共事業を受注する場合にはまず設計見積の結果(設計書)とその概算費用(見積書)の二つ一組で競争入札を行う。
非常に程度の低い案件の場合は坪単価で計算されるが、ある程度の複雑性をもった案件であれば計画段階で設計まで終えてから、それに必要な人的リソースや部材などを積算して見積書を書く。
IT土方
一方、IT土方の世界はリアル土方の世界よりも知恵遅れが多い(多くなった)ため、このような設計見積は一切行われておらず、坪単価ばりの人月を用い、かつ紙ペラ1枚のプレゼン資料だけで概略の設計書もない段階で大雑把な数字で見積書を作る悪しき風習が蔓延している。
リアル土方では以下のような流れが一般的であるが、
- 設計
- 見積
- 受注
IT土方ではの世界では以下のような流れなのである。
- 見積
- 受注
- 設計