世代別ガベージコレクション
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世代別GC(英語:generational garbage collection)とは、メモリ領域を複数の「世代」にわけて、それぞれ異なるガベージコレクションのアルゴリズムを使用する方式である。
ほとんどは「コピーGCとマーク&スイープのハイブリッド」である。このふたつは一長一短である。
コピー | マーク&スイープ | |
---|---|---|
ガベージコレクション自体の処理速度 | 遅い | 速い |
メモリ断片化(後のメモリ確保の処理速度) | 解消(速い) | 発生(遅い) |
そこでメモリ領域を「世代」に分けて、適している方を使うというものである。
よくある実装は、メモリ確保直後はコピー方式の領域に格納され、長時間開放されないようならマーク&スイープ方式の領域に移される。また「一定サイズ以上のメモリ確保」の場合は最初からマーク&スイープ方式の領域に確保される。