「ニアライン向けHDD」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
imported>Fallout New Tokyo
imported>Fallout New Tokyo
1行目: 1行目:
'''二アライン向けHDD'''([[英語]]:nearline hdd)とは、[[サーバー]]などで使われる[[エンタープライズ向けHDD]]よりは価格が安く、[[パソコン]]などで使われる[[デスクトップ向けHDD]]よりは信頼性が高いと言われる[[ハードディスク]]製品のことである。ちなみに[[二アライン]]とは[[オンライン]]と[[オフライン]]の中間という意味であり、ここでは[[CPU]]や[[GPU]]などで言う[[ミッドレンジ]]に近い意味合いである。
+
'''ニアライン向けHDD'''([[英語]]:nearline hdd)とは、[[サーバー]]などで使われる[[エンタープライズ向けHDD]]よりは価格が安く、[[パソコン]]などで使われる[[デスクトップ向けHDD]]よりは信頼性が高いと言われる[[ハードディスク]]製品のことである。ちなみに[[ニアライン]]とは[[オンライン]]と[[オフライン]]の中間という意味であり、ここでは[[CPU]]や[[GPU]]などで言う[[ミッドレンジ]]に近い意味合いである。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
二アライン向けHDDとは、[[サーバー]]などで使われる365日24時間稼働に対応した[[HDD]]では[[ローエンド]]に相当する製品群である。主に二アライン向けHDDは[[ローエンド]]の安い[[PCサーバー]]や、利用頻度のあまり高くない[[バックアップ]]機材などで使われている。
+
ニアライン向けHDDとは、[[サーバー]]などで使われる365日24時間稼働に対応した[[HDD]]では[[ローエンド]]に相当する製品群である。主にニアライン向けHDDは[[ローエンド]]の安い[[PCサーバー]]や、利用頻度のあまり高くない[[バックアップ]]機材などで使われている。
  
[[デスクトップ向けHDD]]は1日8時間稼働を想定しており、[[サーバー]]のような常時稼働しつづける機材での使用には適さないとされている。一方、[[エンタープライズ向けHDD]]は[[ディスク]]1本当たりの[[価格]]が[[デスクトップ向けHDD]]の10倍近い非常に高価なものである。[[大企業]]であれば[[価格]]より[[信頼性]]が絶対重視されるため問題ないが、[[中小企業]]などでは導入しづらい側面があった。そこで登場したのが二アライン向けHDDである。
+
[[デスクトップ向けHDD]]は1日8時間稼働を想定しており、[[サーバー]]のような常時稼働しつづける機材での使用には適さないとされている。一方、[[エンタープライズ向けHDD]]は[[ディスク]]1本当たりの[[価格]]が[[デスクトップ向けHDD]]の10倍近い非常に高価なものである。[[大企業]]であれば[[価格]]より[[信頼性]]が絶対重視されるため問題ないが、[[中小企業]]などでは導入しづらい側面があった。そこで登場したのがニアライン向けHDDである。
  
最近では二アライン向けHDDと非常によく似たコンセプトで、かつ[[コンシューマー向け]]な「[[NAS向けHDD]]」なる物も登場してきている。違いは不明である。知っている人はここに書いてほしい。
+
最近ではニアライン向けHDDと非常によく似たコンセプトで、かつ[[コンシューマー向け]]な「[[NAS向けHDD]]」なる製品も登場してきている。その違いは不明である。知っている人はここに書いてほしい。
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
*[[二アライン]]
+
*[[ニアライン]]
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==

2014年3月4日 (火) 02:06時点における版

ニアライン向けHDD英語:nearline hdd)とは、サーバーなどで使われるエンタープライズ向けHDDよりは価格が安く、パソコンなどで使われるデスクトップ向けHDDよりは信頼性が高いと言われるハードディスク製品のことである。ちなみにニアラインとはオンラインオフラインの中間という意味であり、ここではCPUGPUなどで言うミッドレンジに近い意味合いである。

概要

ニアライン向けHDDとは、サーバーなどで使われる365日24時間稼働に対応したHDDではローエンドに相当する製品群である。主にニアライン向けHDDはローエンドの安いPCサーバーや、利用頻度のあまり高くないバックアップ機材などで使われている。

デスクトップ向けHDDは1日8時間稼働を想定しており、サーバーのような常時稼働しつづける機材での使用には適さないとされている。一方、エンタープライズ向けHDDディスク1本当たりの価格デスクトップ向けHDDの10倍近い非常に高価なものである。大企業であれば価格より信頼性が絶対重視されるため問題ないが、中小企業などでは導入しづらい側面があった。そこで登場したのがニアライン向けHDDである。

最近ではニアライン向けHDDと非常によく似たコンセプトで、かつコンシューマー向けな「NAS向けHDD」なる製品も登場してきている。その違いは不明である。知っている人はここに書いてほしい。

関連項目

参考文献