連結経常利益

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連結経常利益(読み:れんけつけいじょうりえき)とは、企業が親会社子会社などのグループ全体で得られた利益のことである。

計算[編集 | ソースを編集]

連結経常利益 = 連結営業利益 + ( 営業外収益 - 営業外費用 )

連結売上高から原材料費人件費などのコストを除いた本業の儲けを示す連結営業利益に、配当収入借入金受取利息支払利息為替差損益など毎期発生することが見込まれる営業外収支を加減して算出する。計算上、差し引かれる営業外費用とは、支払利息雑損失などのことである。

万が一、計算後に利益黒字)ではなく損失赤字)が算出された場合は、連結経常利益ではなく連結経常損失といわれる。

概要[編集 | ソースを編集]

日本では連結経常利益が企業グループの経常的な収益力(利益獲得能力)を示す指標として活用されている。 決算書である連結損益計算書計上されている。

一方、米国会計基準を採用する企業損益計算書には経常利益の項目がない。 この場合は、有価証券売却益など日本基準の特別損益にあたる収支を加減した「税引き前利益」を経常利益に最も近い指標とみなす。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]