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'''インターネット・アプライアンス'''([[英語]]:Internet appliance、通称:IA)とは、かつて存在した[[インターネット]]に繋いで使用することに特化した[[コンピューター]]の総称である。
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'''インターネット・アプライアンス'''([[英語]]:Internet appliance、通称:IA)とは、まだ「[[クラウドコンピューティング]]」という言葉もない1990年代末期に存在した[[インターネット]]に繋いで使用することに特化した[[コンピューター]]の総称である。
  
 
==概要==
 
==概要==

2020年9月30日 (水) 05:47時点における最新版

インターネット・アプライアンス英語:Internet appliance、通称:IA)とは、まだ「クラウドコンピューティング」という言葉もない1990年代末期に存在したインターネットに繋いで使用することに特化したコンピューターの総称である。

概要[編集 | ソースを編集]

インターネット・アプライアンスはインターネットに繋いで使用することに特化したコンピューターである。あらかじめウェブブラウザ電子メールクライアントなどが入っており基本的にはそれらを使用する。

インターネット・アプライアンスはインターネットが一般家庭に普及し始めた初期にビジネス的にもてはやされた形態で、基本的にはプロバイダー契約とセットで販売されていた。これらの中にはインターネットアプライアンス本体の価格はプロバイダー料金に上乗せされており、見かけ上は無料で配布されている場合もあった。いわゆる携帯電話の販売形態で見かける実質0円のはしりである。

法人向けにもオラクルが同様のコンセプトで「ネットワーク・コンピューター」を提唱していた。個人向けか法人向けかの違いこそあれど実質的には同様のものである。

しかしながら成功したと言えるような製品は何一つない。

非常に似た様なコンセプトの製品としてはChromebookがある。

主な製品[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

  • BeIA
    インターネットアプライアンス向けのBeOSである。この失敗が同社にとどめをさした。

参考文献[編集 | ソースを編集]