ウンコナガレネーゼ

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ウンコナガレネーゼとは、千葉県浦安市入船にある通称「新浦安地区」の愛称である。

概要[編集 | ソースを編集]

かつて同地区は「マリナイースト21」と呼ばれ、年収1000万円程度のプチ富裕層向け高層マンションが建ち並び、そこに住む既婚女性は「マリナーゼ」と呼ばれた。

東日本大震災[編集 | ソースを編集]

2011年3月11日に発生した東日本大震災による液状化によってこの一帯は大きな打撃を受けた。 おおよそ85%もの部分が液状化したという。

この液状化により特にダメージを受けたのが下水道であった。 上水道は「水圧」で流れるが、下水道は「勾配」で流れるため、液状化で下水管が浮遊したことで勾配がなくなり機能しなくなったとされる。

これにより下水道が壊滅したことにより同地区のウンコが流れなくなった。それでも一部の馬鹿がウンコを流そうとするもんだからマンホールからウンコが溢れだし街は地獄絵図になったそうだ。

以降、この地区は「ウンコナガレネーゼ」と呼ばれるようになった。

訴訟[編集 | ソースを編集]

ウンコナガレネーゼ住民は宅地を造成した三井不動産などに賠償を求める訴訟を起こした。

地裁、高裁、最高裁ともに 「埋立地を造成した1980年ごろは液状化の危険度を判定する方法が確立されていなかったうえ、 東日本大震災は日本の観測史上最大規模の地震であり、 被害を予測することはできなかった」として訴えを退け、ウンコナガレネーゼ住民の敗訴が確定した。

2019年の台風15号[編集 | ソースを編集]

近年ではマンションなどにおいて、上下水道の停止や停電により電動ポンプが停止し、結果として「水道が停止した状態」を指して使われることがある。

電動ポンプの停止については上水道の水圧だけでは3階から4階までの給水が限度であり、それ以上の階層には電動ポンプで汲み上げる必要があることによる。このため上下水道が正常でも電気がないとマンションなどの4階以上ではウンコナガレネーゼは発生する。この場合、下界は水道が正常なことが多く、バケツやポリタンクを両手に下界や公園の水道などの水道まで水汲みをするのが一般的である。なお、電動ポンプが止まっているときはエレベーターも止まっているので階段で往復することになる。

ちなみに、六本木ヒルズなどの本物の富裕層向け高層マンションは地下に自家発電設備や浄化槽を装備しており、数日程度のインフラ停止でもウンコナガレネーゼは発生しないとされている。

関連項目[編集 | ソースを編集]