クライアントHyper-V

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クライアントHyper-Vとは、Windows 8に付属しているHyper-Vの機能制限バージョンである。

概要[編集 | ソースを編集]

クライアントHyper-Vとは「クライアントOSでしか使わんだろ」という機能を削ったゴミである。

主な機能制限[編集 | ソースを編集]

Remote FXが使えない[編集 | ソースを編集]

Remote FX(仮想マシンでDirectXを使う機能)が使えないのでゲームはもとより、デザイン関連やCG関連、動画関連のソフトウェアなどは壊滅的に動かない。 さらにWPFを利用した普通のソフトウェアもほとんどダメであり、Windows VistaからWindows 7の時代くらいに.NET Frameworkを利用して作られたアプリも壊滅的に動かないことが多い。

クライアントDirectXを使わず、サーバーDirectXを使うかバカいるのかよ。

Hyper-Vレプリカが使えない[編集 | ソースを編集]

仮想マシンを動かしたままで複製やバックアップが出来ない。 仮想マシンを止めてvhdファイルをコピーするという原始的な方法は利用できるので大した問題ではない。

仮想マシンのライブ・マイグレーションが使えない[編集 | ソースを編集]

クライアントでライブマイグレーションなど使うヤツなどいないので大した問題ではない。

Single Root I/O Virtualizationが使えない[編集 | ソースを編集]

ハイパーバイザーを介さず、ゲストOSから直接Fibre Channelにアクセスする機能が使えない。 Fibre ChanneliSCSIどころかThunderbolt以上にレア度が高いので大した問題ではない。

インスタンス化権が付いていない[編集 | ソースを編集]

Windows Serverを買うと「なんと今なら仮想マシン利用権がもう1個ライセンス付属!」しているが、クライアントHyper-Vには何も付属していない。

Windows 7にはXPモードというWindows XPのインスタンス化権が付属していたが、Windows 8には一切なにも付属していないのでWindows XPなどを動かしたい場合は別途OSを購入する必要がある。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]