ページ「LiveWire」と「Boo言語」の間の差分

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'''LiveWire'''(らいぶ・わいやー)とは、[[ネットスケープ]]が開発・販売していた[[Webサーバー]]である「[[Netscape Enterprise Server]]」で使える[[サーバーサイドJavaScript]]の元祖である。
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'''Boo言語'''(ぶー・げんご)とは、大雑把にいうと[[Python]][[]]の概念を付けた[[プログラミング言語]]である。
  
[[プログラミング言語]]としての出来云々以前に、ネットスケープのサーバー製品が鳴かず飛ばずだったため、同製品が添付されていた[[ヒューレット・パッカード]]のサーバー製品を使っていた人ですら存在を知られていないのではないかという状況で、まったくと言っていいほど流行らなかった。
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== 概要 ==
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Boo言語とは[[Pascal]][[Python]]という独裁体制のプログラミング言語を混ぜてしまったプログラミング言語である。
  
LiveWireは、[[HTML]]に埋め込んだserverタグの中に[[JavaScript]]を書くという記述方式であり、雰囲気的には最近流行の[[Node.js]]などよりは[[PHP]]に近いものとなっている。
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Boo言語には[[型推論]]が付いているため、大部分で型の明示を省略でき、そのように書いた場合は純正Pythonの[[ソースコード]]と大差がないように見えるが、ググって拾ったコードをコピペしただけでは動かないことが多く、若干の手直しを要する。
  
=== 使用例 ===
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Boo言語は、2003年にブラジル出身の[[プログラマー]]で[[Unity]]の中の人でもある[[Rodrigo B. de Oliveira]]氏(通称bamboo<ref>https://github.com/bamboo</ref>)によって発表され、その後も活発に開発は続けられている。このような経緯からもわかるようにBoo言語は[[Unity]]を作るために作られたプログラミング言語であるといえる。なお、[[Unity]]で[[ゲーム]]を作るための標準的なプログラミング言語であり、[[JavaScript]]っぽい何かである[[UnityScript]]もbamboo氏が開発を始めたものであり、Boo言語で書かれている。
[[hello, world]]」の記述例。
 
<source lang="html5">
 
<html>
 
  <head>
 
    <title>LiveWireのサンプル</title>
 
  </head>
 
  <body>
 
  
    <!-- LiveWire 開始タグ -->
+
Boo言語自体は[[C Sharp|C#]]で書かれている。
    <server>
 
  
      write("hello, world");
+
[[オープンソース]]による[[統合開発環境]]である[[SharpDevelop]]や[[MonoDevelop]]ではBoo言語による開発を標準でサポートしているので意外と快適に開発することができる。
  
    </server>
+
== 使い方 ==
    <!-- LiveWire 終了タグ -->
+
[[hello world]]
 
+
<source lang="boo">
  </body>
+
print "Hello, World!"
</html>
 
 
</source>
 
</source>
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[JavaScript]]
+
* [[UnityScript]]
** [[Node.js]]
+
** [[Unity]]
** [[IronJS]]
+
* [[IronPython]]
 +
** [[Python]]
  
== 参考文献 ==
+
== 関連項目 ==
<references/>
+
{{reflist}}
== 外部リンク ==
 
  
 
{{stub}}
 
{{stub}}

2014年6月16日 (月) 05:24時点における最新版

Boo言語(ぶー・げんご)とは、大雑把にいうとPythonの概念を付けたプログラミング言語である。

概要[編集 | ソースを編集]

Boo言語とはPascalPythonという独裁体制のプログラミング言語を混ぜてしまったプログラミング言語である。

Boo言語には型推論が付いているため、大部分で型の明示を省略でき、そのように書いた場合は純正Pythonのソースコードと大差がないように見えるが、ググって拾ったコードをコピペしただけでは動かないことが多く、若干の手直しを要する。

Boo言語は、2003年にブラジル出身のプログラマーUnityの中の人でもあるRodrigo B. de Oliveira氏(通称bamboo[1])によって発表され、その後も活発に開発は続けられている。このような経緯からもわかるようにBoo言語はUnityを作るために作られたプログラミング言語であるといえる。なお、Unityゲームを作るための標準的なプログラミング言語であり、JavaScriptっぽい何かであるUnityScriptもbamboo氏が開発を始めたものであり、Boo言語で書かれている。

Boo言語自体はC#で書かれている。

オープンソースによる統合開発環境であるSharpDevelopMonoDevelopではBoo言語による開発を標準でサポートしているので意外と快適に開発することができる。

使い方[編集 | ソースを編集]

hello world

print "Hello, World!"

関連項目[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]